サイトリニューアル前にやることはウェブ解析とコンセプト設定

サイトリニューアル前にやることはウェブ解析とコンセプト設定

リニューアルしたいけれど、デザインだけじゃなくて成果がだせるようにしたい
うちの取引している制作会社さんとても良いデザインだけどマーケティングに弱くて

ハマ企画の得意分野です、お任せください!
まずはサイトを分析して課題を見つけましょう

私たちハマ企画は、25年以上中小企業様のホームページリニューアルをお手伝いしてきました。その経験から断言できるのは、サイトリニューアル前にやることの中で最も重要なのは、徹底的な現状分析と簡単なコンセプトの設定だということです。

見た目だけを変えてアクセスが急落したり(リニューアルリスク)、費用だけが膨らんで成果が出なかったりといった失敗は、実は準備段階での分析不足とコンセプトの曖昧さが原因なのです。

ハマ企画では、リニューアル前に必ず「初期ウェブ解析」を行い、データと専門家の目で現状を可視化することから始めます。この記事では、私たちが実践している現状分析の方法と、そこから導き出すコンセプト設計について、具体的にご紹介します。

注意:ハマ企画はサイト制作も行っていますが、サイトリニューアルのご相談の場合、今お付き合いのあるサイト制作会社さんとのお付き合いはそのままにしていただきリニューアルのヒント(初期ウェブ解析、コンセプトシート)をお渡しするだけの業務も承っております。 既存の業者さんは大切に!

目次

サイトリニューアル前にやることで失敗を防ぐ|現状分析 初期ウェブ解析

ホームページのリニューアルは、単なるデザインの刷新ではありません。現在のホームページが抱えている課題を解決し、お問い合わせや売上といった具体的な成果を生み出すための戦略的な取り組みです。

しかし実際には、「なんとなくデザインが古くなったから」「競合が新しくしたから」という理由だけでリニューアルを始めてしまい、結果として期待した成果が得られないケースが後を絶ちません。

あなたの会社がサイトから集客も成果も求めていないのならデザインだけの一新でもいいでしょう。止めません。

私たちハマ企画がこれまで見てきた失敗事例の多くは、次の2つが欠けていたことが原因でした。

まず一つ目は、具体的なデータに基づく現状分析が不十分だったこと。「なんとなくアクセスが少ない気がする」「お問い合わせが来ない」といった感覚だけでリニューアルを進めると、どこに本当の問題があるのかが見えないまま制作が進んでしまいます。

二つ目は明確なコンセプトが設定されていないこと。「誰に、何を伝えるホームページなのか」が曖昧なまま制作を進めると、デザインや機能を決める際に判断基準がなく、結果として一貫性のないホームページができあがってしまいます。

ホームページリニューアルの失敗事例
データに基づく現状分析が不足し、感覚だけで進めてしまい本当の問題が見えない
明確なコンセプトがなく、デザインや機能の判断基準が曖昧で一貫性がなくなる

成果につなげるために現状分析がなぜ必要かという記事でもお伝えしていますが、
現状分析(初期ウェブ解析)とはあなたの会社に向き合うことです。基準がなければ次の行動をおこすことができませんし、基準があれば次の行動をおこすことができます。
この行動を積み重ねれば事業の成果を出すことが可能となってくるのです。

サイトリニューアル前にやることを丁寧に実践することで、リニューアル後の成果を最大化できるだけでなく、予算やスケジュールの管理もスムーズになります。

初期ウェブ解析で見えていなかった課題を発見|サイトリニューアル前にやること

「サイト運営「やっているつもり」が一番もったいない

サイトリニューアル前にやることとして、まず取り組むべきは現状の正確な把握です。しかし、多くの企業様が陥りがちなのが「やっているつもり」の状態です。

毎日頑張ってホームページを更新して、SNSでも情報を発信して、広告も出してみた。だけど、「何がうまくいっていないのか分からない」。実は、こうした声を私たちは本当にたくさん聞いてきました。

そんな”モヤモヤ”は、ちゃんと向き合えば必ず答えが見つかります。ハマ企画では、リニューアル前に必ず初期ウェブ解析を行い、感覚ではなくデータと専門家の目で現状を可視化することから始めています。

ウェブ解析のデータと対話で見つける気づき

初期ウェブ解析では、私たちが解析ツールを使ってホームページの”流れ”を調べていきます。でも、ただデータを並べるだけではありません。

経営者の方と一緒に画面を見ながら、「なるほど、ここでみんな帰っちゃってたんだ」とか「意外とこのページが見られてるんだね」といった気づきを共有していきます。

マーケティングって、専門の人がやるものだと思われがちですが、実はもっと身近なものであるべきなんです。たとえば、こんなことを知っていますか?

どんなお客さんが、あなたの会社のことを探してくれているのか。その人たちは、何に困っていて、どういう言葉で検索しているのか。SNSに載せた内容のうち、どれが興味を持たれているのか。

これって、お客さんの気持ちを知って、それにちゃんと応える準備をするということですよね。これこそが、マーケティングの基本なんです。

難しい単語を並べるのがマーケティングではありません

プロの目が見つける「見えていなかったホームページの問題」

実際に、ホームページに潜む問題の多くは、自分では気づきにくいものですやれることはやったのに成果が出ない原因は、こうした「見落とし」に隠れていることがあります。

ある賃貸ホームページを運営している企業様の例をご紹介しましょう。

担当の方は、まさに頑張っている方で、ホームページ更新、広告もメルマガもやられていました。それでも期待する効果を得られていないという状態でしたが、初期ウェブ解析の前段階で、このような「見落とし」が見つかりました。

賃貸検索画面で、エリア(例えば「横浜」)や部屋の広さ(例えば「2DK」)などを選択し「検索」ボタンを押した後に表示される検索結果一覧ページに、個別のページタイトルがついていなかったのです。

ページの「タイトル」とは、Googleなどの検索エンジンで表示される大切なものです。検索する人が使う「検索キーワード」に該当する「タイトル」のページが、検索結果画面に表示されます。
なので、「タイトル」に「横浜」や「2DK」がない限り、「横浜 2DK 賃貸」の検索結果には引っかからないのです。つまり、もともとこのホームページの存在を知っていて、このホームページの中で検索した人だけしか、この企業の「横浜 2DK」の賃貸一覧にたどり着けません。

もったいないと思いませんか?このホームページの場合は、検索結果画面のタイトルをつけるだけで、お問い合わせ数が向上する可能性があります。(この改善って、不動産会社だけではないのですよ、他の業界でもみかけます)

ホームページは、ただ情報を載せるだけではなく、「ユーザーがスムーズに目的を達成できること」が重要です。こういった、ほんの小さなことが「スムーズな情報収集」をユーザーにあきらめさせ、成果を妨げているケースがあるのです。

初期ウェブ解析で見える化する現状把握の方法|サイトリニューアル前にやること

流入元とキーワードを把握する

初期ウェブ解析では、原則ツールを使用して数字からホームページの状態を見ていきます。

たとえば、あなたが洋服のECホームページを運営しているとします。

あなたのホームページにお問い合わせが来ている時、それがどこから来たのか把握していますか?検索エンジンからなのか、外部ホームページからなのか、SNSからなのか、広告からなのか。

さらに、あなたのホームページに誰かが流入したとき、その人たちはどのようにあなたのホームページを見つけているでしょうか。
あなたのショップ名を知っている人が直接ショップ名で検索して流入したのでしょうか。それとも、他のキーワード、
例えば「帽子 子供用」などで検索して、その先にあなたのホームページを見つけて流入してくれたのでしょうか。

把握していない方は、もし把握できたらどんなことができるか考えてみてください。無料の分析ツールを使用することで、そのようなデータを簡単に見ることができます。

「ショップ名で検索される以外に流入がほとんどない」「特定のキーワードでの流入が多い」「Google検索よりもInstagramからの流入が多い」などがわかったら、そこから改善ポイントが見えてくるかもしれません。

GA4を活用したアクセス状況の確認

今、平均してどのくらいの人に見られているのか。過去にセールをした時に閲覧者の数はどれだけ増えたのか、増えていないのか。Instagramで投稿した後、ホームページに来てくれた人は増えたのかどうか。こうした現状把握ができるようになります。

この記事をご覧になっている方ならご存知でしょうがGoogle Analytics(GA4)を使えば、訪問者がどのページを見て、どこで離脱しているのか、スマートフォンとパソコンのどちらからのアクセスが多いのかといった情報が手に入ります。

お問い合わせフォームまで到達する訪問者は多いのに、実際の送信率が低い場合、入力項目が多すぎて途中で諦めてしまう人が多い可能性があります。このように、数字で現状を把握することで、どこに問題があるのかが明確になります。

アクセス元の地域、デバイス、年齢層などを分析することも重要です。スマートフォンからのアクセスが多いのに、ホームページがモバイルに最適化されていない場合、離脱率の高さに直結します。

ヒントを差し上げます、B2Bもほとんどのコンバージョンユーザがスマートフォンになりつつあります。
パソコンページを見ながらリニューアルの時代ではありません

GA4をサイトリニューアルに活用する方法については、別記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

データの見方と改善施策のサポート

ウェブ解析ツールは色々わかって便利なのですが、本当に様々な項目の数値が出てきます。それは人によっては単なる数字の羅列。
どの項目を見たらよいのか、その数値が良いのか悪いのか判断ができない、それがわかったところで何をすればよいのか、何を先にやればよいのか…とグルグル悩んでいる方もいるかもしれません。

なんとなく理解はしたけど、その後の効果的な施策となると具体的に思い浮かばない・・・という悩みもありがちです。

ホームページから欲しい結果を出せていなければ、一度私たちプロに見せてみませんか?「やれることはやった」からこそ、その次はプロに見てもらうことが大事です。今は見落としている「やれること」をあぶりだしてもらうためです。

ハマ企画の初期ウェブ解析では、プロがあなたのホームページを目視し、ツールによる解析結果を読み込み、改善点を洗い出してアドバイスを行います。

改善のポイントは合理的で、そして理論的なレポートを元にして提案いたします。

SEOの現状確認|サイトリニューアル前にやること

表示速度とモバイル対応の確認

サイトリニューアル前にやることとして、技術的な問題点の洗い出しも忘れてはいけません。特に重要なのが、ホームページの表示速度とスマートフォンへの対応状況です。

Google PageSpeed InsightsLighthouseといった無料ツールを使って、現在の表示速度を測定してみましょう。表示速度が遅い場合は、優先的に改善すべき課題となります。

また、スマートフォンからのアクセスが増えている今、モバイル対応は必須です。現在のホームページがスマートフォンで見づらくないか、ボタンが押しにくくないか、実際に自分のスマートフォンで確認してみることをお勧めします。

SEO評価を引き継ぐための確認

サイトリニューアル前にやることには、検索エンジン最適化(SEO)の観点からの確認も含まれます。せっかく良いコンテンツを用意しても、検索エンジンから適切に評価されなければ、見込み客に見つけてもらえません。

Google Search Consoleを使って、404エラー(ページが見つからないエラー)が発生していないか、ページのタイトルやメタディスクリプションが適切に設定されているか、画像に代替テキストが設定されているかといった基本的な項目をチェックします。

特に重要なのが、現在検索エンジンで上位表示されているページの把握です。Search Consoleで、どのページがどのキーワードで検索結果に表示されているか、クリック数や表示回数を確認しましょう

リニューアル時にこれらの重要なページのURL(ホームページアドレス)を変更する場合は、必ず古いアドレスから新しいアドレスへの転送設定(301リダイレクト)を正しく設定することで、SEOの評価を引き継ぎアクセス数減少を防ぎます。

これらの技術的な問題を事前に把握しておくことで、リニューアル時に同じ過ちを繰り返さずに済みます。ホームページリニューアル直後こそホームページ診断は必要という視点も大切です。

競合分析と市場調査で自社の強みを見つける|サイトリニューアル前にやること

3C分析で客観的に自社を把握する

サイトリニューアル前にやることとして、自社のホームページだけを見ていても十分ではありません。市場全体の中で、自社がどのような位置づけにあるのかを客観的に把握する必要があります。

ここで役立つのが「3C分析」という手法です。自社(Company)、競合(Competitor)、顧客(Customer)の3つの視点から現状を整理します。

競合他社のホームページを見て、デザインや構成、コンテンツの充実度などを比較してみましょう。優れている点は参考にし、不足している点があれば自社の差別化ポイントとして活かせます。ただし、単に真似をするのではなく、自社ならではの強みや特徴を明確にすることが大切です。

AIを使って3C分析
3C分析は生成AIを使いましょう、プロンプトを考えてみました。

サイトを軸にした3C分析

キーワード軸にした3C分析

3社にこだわるのは、多くの情報を分析をしたら判断がつかなくなるからです。
サイトを軸にした3C分析の場合は、お客さんにきいてみるといいでしょう、多くのお客さんはベンチマークしている競合を持っています。

ペルソナ設定でターゲットを具体化する

もう一つ、サイトリニューアル前にやることとして欠かせないのが、ターゲット顧客のニーズの把握です。「誰に、何を伝えるホームページなのか」が明確でなければ、どれだけデザインを磨いても成果にはつながりません。

理想的な顧客像(ペルソナ)を具体的に設定してみましょう。年齢、役職、抱えている悩み、情報収集の方法など、できるだけ詳細にイメージします。そうすることで、どんなコンテンツを用意すべきか、どんな言葉で語りかけるべきかが自然と見えてきます。

また、検索エンジンでどのようなキーワードで検索されているかを調べることも重要です。Google Search Consoleを使えば、実際に自社のホームページへの流入につながっているキーワードがわかります。顧客がどんな言葉で情報を探しているのかを知ることで、コンテンツの方向性が定まります。

ペルソナはAIでドラフトをつくる

ペルソナの設定もAIの時代です、顧客の言葉や、サイトの特徴からペルソナをつくる客観要素や、実際の顧客をユーザ像としてペルソナという主観的要素です。

このどちらも、ペルソナとして出力をして、お客さんと共有をしてみましょう。
ペルソナは完璧を求めるものではありません、まずは共通の認識をもって、ペルソナを膨らませていきましょう。

ウェブ解析の結果からコンセプトを導き出す|サイトリニューアル前にやること

ほんの少しの見直しで、世界が変わることもある

ここまでの現状分析で、様々な課題が見えてきたはずです。しかし、すべての課題を一度に解決しようとすると、予算も期間も膨大になってしまいます。

サイトリニューアル前にやることとして重要なのは、これらの課題に優先順位をつけ、明確なコンセプトを設定することです。

ハマ企画がこれまで手がけてきた事例では、トップページの見出しを変えただけで問い合わせが増えたり、タイトルを変えたらアクセスがグッと伸びたということも多くあります。

そう、大きなリニューアルなんて必要ないことも多いんです。”今あるものを、どう活かすか”の視点が変わるだけで、反応はまったく違ってきます。

しかし、その「何を変えるべきか」を判断するためには、ブレない軸、つまり明確なコンセプトが必要なのです。

課題の優先順位付けで効率的に改善する

サイトリニューアル前にやることとして、これまでの分析で見つかった課題を整理し、優先順位をつける作業も重要です。課題に優先順位をつける際は、「成果へのインパクトの大きさ」と「対応の難易度」の2つの軸で考えます

たとえば、お問い合わせフォームの入力項目を減らすという施策は、比較的簡単に実施できる上に、成約率を大きく改善できる可能性があります。一方、ホームページ全体の構造を見直すような大規模な変更は、効果は大きいものの、時間もコストもかかります。

優先度の高い課題から段階的に取り組むことで、限られた予算内で最大限の成果を得ることができます。また、小さな成功を積み重ねることで、社内の理解も得やすくなります。

整理された課題リストは、次のステップである要件定義や、外部パートナーとの認識を一致させるための土台となります。

ハマ企画の初期ウェブ解析では、すぐできるもの、ちょっと手間がかかるもの、大幅に必要なことと3つに分けて改善提案をしています。

リニューアルの軸を作るコンセプト設定

サイトリニューアル前にやることの総仕上げとして、リニューアルの明確なコンセプトを設定します。コンセプトとは、ホームページの存在意義や方向性を示す軸となるものです。

コンセプトがないままリニューアルを進めると、デザインやコンテンツを決める際に判断基準がなく、関係者それぞれの主観で意見が分かれてしまいます。「カッコいいデザインにしたい」「いや、もっとシンプルに」「この機能も入れたい」といった議論が延々と続き、プロジェクトが迷走してしまうのです。

明確なコンセプトがあれば、すべての判断に一貫性が生まれ、「このコンセプトに沿っているか」という基準で判断できるようになります。結果として、ブレのない、説得力のあるホームページが完成します。
より具体的なコンセンプトについては次で。

コンセプト設定の3つの要素

コンセプトを設定する際は、次の3つの要素を明確にします。

まず「なぜリニューアルするのか」という目的です。
売上拡大なのか、ブランド信頼度向上なのか、採用強化なのか。経営目標に紐づけて、具体的な目的を設定します。これは初期ウェブ解析で見えてきた課題を解決するという視点で考えることが重要です。

次に「誰に向けたホームページなのか」というターゲットです。
年齢、職業、抱えている悩み、情報収集の方法などを具体的にイメージしたペルソナを設定します。「30代の子育て中の女性で、仕事と家庭の両立に悩んでいる」といった具合に、できるだけ詳細に描き出します。

そして「他社とどう違うのか」という差別化ポイントです。
競合分析で見えてきた自社の強みを言語化します。「地域密着型で、困ったときにすぐ相談できる身近な存在」「専門性が高く、他社にはない独自の技術を持っている」など、自社ならではの価値を明確にします。

たとえば、地域密着型の工務店であれば、「地域密着型の工務店として、家づくりに不安を抱える30代から40代の夫婦に、安心して相談できる身近な存在であることを伝える」といった具合に、具体的に言語化します。

このコンセプトがあることで、デザインやコンテンツ制作の際に判断に迷うことが少なくなり、一貫性のあるホームページが完成します。また、競合との差別化やブランディングにも貢献します。

ハマ企画では過去にコンセプトワークというサービスを展開していましたが、コンセプトの深堀りをします。
リニューアルは深堀りせずともこの3のポイントだけでシンプルに設定します。

測定可能な目標設定|サイトリニューアル前にやること

数値目標があるから成功が見える

サイトリニューアル前にやることの最後に、リニューアルの成功を測るための具体的な数値目標を設定します。
「デザインが良くなった」「見やすくなった」といった主観的な評価ではなく、客観的に成果を測れる指標を決めておくことが重要です。
いわゆるKGIです。

たとえば、「月間のお問い合わせ件数を現在の20件から40件に増やす」といった形で、具体的な数字と期限を設定します。

大きな目標を立てたら、それを達成するために必要な小さな指標に分解していきます。
たとえば「お問い合わせを増やす」という目標であれば、「ホームページへの訪問者数を増やす」「お問い合わせページへの到達率を上げる」「フォームの送信完了率を改善する」といった具合に要素を分けて考えます。
これはKPIです。

KPIに対して具体的にどんなことをするの?がKSFです。

このように分解することで、どの部分に注力すれば目標達成に近づけるのかが明確になり、具体的な施策も立てやすくなります。また、リニューアル後の効果測定もしやすくなり、継続的に改善していくことができます。

数値目標はツリー型にするとわかりやすくなります。

KGIとKPI

サイトリニューアル前にやることの実践|サイトリニューアル前にやること

ホームページのリニューアルは、企業のウェブ戦略において大きな投資です。だからこそ、サイトリニューアル前にやることを丁寧に実践し、成功への道筋をしっかりと描くことが何より大切です。

この記事でお伝えしてきた通り、リニューアルで失敗しないための最重要ポイントは、徹底的な現状分析と明確なコンセプト設定です。

現状のホームページを初期ウェブ解析を用いた方法で分析し、具体的な課題を数値で把握する。競合や市場を調査して自社の強みを明確にする。技術的な問題点をチェックし、SEOの観点からも評価する。そして、優先順位をつけながら、ブレないコンセプトと測定可能な目標を設定する。

これらのステップを踏むことで、リニューアル後に「こんなはずではなかった」という後悔を避けることができます。感覚や思い込みではなく、データに基づいた判断ができるようになり、限られた予算を最も効果の出る施策に集中させることができるのです。

リニューアル前のチェックリスト

ここまでお伝えしたことを1枚のシートにまとめました

このシートを元にリニューアルの準備をすれば、リニューアルは成功すると言えます。
いえ、このシートを記入した時点でリニューアルは70%成功したと言ってもいいでしょう、そのくらい重要なポイントです。
ぜひあなたの会社のリニューアル成功のためにこのシート(画像)をご活用ください。

ハマ企画では最低で、初期ウェブ解析レポートを元に次のようなコンセプトシートも提出しています。

お客さん「リニューアルしたい」制作会社「はいまいどあり!」なんて簡単なものではありませんからね。

リニューアルの前にまずは、今の現状を知ることウェブ解析で始めましょう

「ホームページはあるけど、自分たちの強みが伝わっているか分からない」「広告の成果が出ているのか、いまいち見えない」「SNS、頑張ってるけど意味あるのかな」

そんなときは、まず今のホームページがどう見られているかを”見える化”することから始めてみませんか?

ハマ企画の初期ウェブ解析では、プロがあなたのホームページを目視し、ツールによる解析結果を読み込み、改善点を洗い出してアドバイスを行います。

私たちは、経営者の方と一緒に画面を見ながら、「なるほど、ここでみんな帰っちゃってたんだ」「意外とこのページが見られてるんだね」といった気づきを共有していきます。専門用語を並べるのではなく、あなたのビジネスにとって何が重要なのかを、分かりやすくお伝えします。

このやりとりの中で、経営者の方の目がパッと変わる瞬間があるんです。そのとき、私たちは思います。「この気づきこそが、次の一手につながるんだ」って。

私たちハマ企画は、横浜を拠点として25年以上、地域の中小企業の皆様と長期的なお付き合いをさせていただいています。大企業とは異なる中小企業特有の課題や予算感を理解した上で、最適なご提案をいたします。

ホームページ制作において、最高のホームページは、お客様と私たちの「対話」から生まれると考えています。一方的に「こうしましょう!」と提案するのではなく、まずはあなたの話をじっくり聞きたいんです。

「顔の見える担当」が、あなたの想いや、あなたの事業の先のお客様のことをとことん理解していますから、それも含めてが「最高の提案」です。

そして、ホームページって、作って終わりじゃないですよね。会社や人と同じように、育ててこそ価値が出るもの。だから私たちは、一度関わったお客様とは、できるだけ長く付き合いたいんです。

サイトリニューアル前にやることを確実に実践するために

サイトリニューアル前にやることを確実に実践し、お問い合わせや売上といった具体的な成果につながるホームページを実現したいとお考えの担当者様は、ぜひハマ企画の初期ウェブ解析からスタートしてみませんか。

「見えていなかった見落とし」が明確になれば、頑張る方向性が見えてきます。データを元にした改善策が得られることで、無駄な努力を省き、効果的な施策を実行できます。そして何より、「どうして成果が出ないのか」が分かると、一気に道が開けるんです。

私たちハマ企画が、あなたのホームページが確実に成果を生み出す強力なツールに生まれ変わるよう、全力でサポートいたします。わかりやすく、丁寧に、経営者目線でご案内しますので、ご安心ください。

ホームページリニューアルについてのご相談は、お気軽にお問い合わせください

注意:ハマ企画はサイト制作も行っていますが、サイトリニューアルのご相談の場合、今お付き合いのあるサイト制作会社さんとのお付き合いはそのままにしていただきリニューアルのヒント(初期ウェブ解析、コンセプトシート)をお渡しするだけの業務も承っております。 既存の業者さんは大切に!

動画:サイトリニューアル前にやることはウェブ解析とコンセプト設定

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