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WordPressの人気プラグイン「Contact Form 7」を使用されている方、お問合せが今一つ増えない・・・
そんなお悩み、もしかしたら簡単に解決するかもしれません。
フォームのデザインや使い勝手を改善するだけで、お問い合わせの数が大きく変わる可能性があります。今回は、Contact Form 7の基本機能はそのままに、ちょっとしたカスタマイズでユーザビリティを向上させる方法をご紹介します。
具体的には以下の3つのポイントに注目して改善していきます:
なぜこれらのカスタマイズが効果的なのでしょうか?
実は、多くのユーザーが以下のような理由でフォームの入力を途中で諦めてしまうことが分かっています:
これらの問題に対して、適切なカスタマイズを施すことで、ユーザーの入力負担を大幅に軽減できます。結果として、フォームの完了率(コンバージョン率)向上につながります。
それでは、通常のHTMLで書かれたフォームの具体的なカスタマイズ方法から見ていきましょう。
ブラウザの自動補完機能を活用することで、ユーザーの入力の手間を大幅に削減できます。
<label>お名前
<input type="text" name="your-name" autocomplete="name" />
</label>
<label>メールアドレス
<input type="email" name="your-email" autocomplete="email" />
</label>
<label>電話番号
<input type="tel" name="your-tel" autocomplete="tel" />
</label>
特に、スマートフォンからの入力では、この自動補完機能が入力時間の短縮に大きく貢献します。
各入力欄に適切な入力例を表示することで、ユーザーの迷いを解消します。
<input type="text" name="your-name" placeholder="例:山田太郎" />
<input type="email" name="your-email" placeholder="例:example@gmail.com" />
<input type="tel" name="your-tel" placeholder="例:090-1234-5678" />
プレースホルダーテキストを「例:」から始めることで、ユーザーは入力例であることを明確に理解できます。
現在の入力位置を視覚的に強調することで、長いフォームでも迷うことなく入力を進められます。
以下のCSSをコピーして利用可能です。
/* 入力欄の基本スタイル */
input {
border: 1px solid #ddd;
padding: 8px 12px;
border-radius: 4px;
transition: all 0.3s ease;
}
/* フォーカス時のスタイル */
input:focus,
textarea:focus {
background-color: #f0f7ff;
border: 2px solid #4a90e2;
outline: none;
box-shadow: 0 0 5px rgba(74, 144, 226, 0.3);
}
では、これらのカスタマイズを実際にContact Form 7 に導入していきましょう。
[text* your-name autocomplete:name] ← Contact Form 7のショートコード形式
[email* your-email autocomplete:email]
[tel* your-tel autocomplete:tel]
[text* your-name placeholder "例:山田太郎"]
[email* your-email placeholder "例:example@gmail.com"]
/* 入力欄の基本スタイル */
.wpcf7-form input[type=”text”],
.wpcf7-form input[type=”email”],
.wpcf7-form input[type=”tel”],
.wpcf7-form textarea {
border: 1px solid #ddd;
padding: 8px 12px;
border-radius: 4px;
transition: all 0.3s ease;
}
/* フォーカス時のスタイル */
.wpcf7-form input:focus,
.wpcf7-form textarea:focus {
background-color: #f0f7ff;
border: 2px solid #4a90e2;
outline: none;
box-shadow: 0 0 5px rgba(74, 144, 226, 0.3);
}
カスタマイズ後は、以下の指標を定期的にチェックすることをお勧めします:
これらの指標を1-2ヶ月程度モニタリングし、効果を確認しながら必要に応じて微調整を行っていくことで、より効果的なフォームへと改善できます。
今回ご紹介した3つのカスタマイズは、それぞれ簡単に実装できるものばかりです。しかし、これらを組み合わせることで、ユーザーにとって使いやすいフォームを作ることができ、結果としてコンバージョン率の向上が期待できます。ぜひ、御社のContact Form 7にも取り入れてみてはいかがでしょうか。
お手伝いできることがあれば是非お問い合わせください!