「サイトマップ」をご存じですか?名前の通り、「サイト=ホームページ」の「マップ=地図」という意味ですが、このサイトマップには「人向け」と「検索エンジン向け」の2種類があります。
これらを上手に活用すると、訪問する方が使いやすく、さらに検索エンジンにも見つけてもらいやすいホームページが作れます。
サイトマップはなぜ必要なの?

ホームページで色々なサービスや情報を伝えようと思うと必然的にページ数は多く、構造も複雑になってきます。訪問する方が迷わず目的のページを見つけやすくする、目的のページ以外のページも見てもらえるようにするために必要になります。
また、検索エンジンにホームページの内容をしっかり理解してもらい、見つけてもらいやすくするためにも必要です。
2つのサイトマップ、それぞれの活用方法についてもお伝えします。
1. 人向けサイトマップの活用方法

訪問する方がホームページ内を迷子にならないように助けてくれる道しるべです。
ホームページに1ページ単独で「サイトマップページ」を設置して全ページを網羅するほか、以下の活用法があります。
ページ最下部(フッター)の活用

ホームページの最下部、フッターと呼ばれるエリアにサイトマップを設置することで
どのページからでも移動できるメリットがあります。
1回の訪問で閲覧するページ数を増やす(回遊率と呼ばれます)効果も期待できます。
- 他のページへの移動がスムーズ
- 欲しい情報にたどり着きやすい
- 訪問者が迷わない親切設計
ページが見つからない時(404エラーページ)の活用
情報が古くなった等の理由で削除したりページのURLを変更した場合、そのページに訪問した方は404エラーページと呼ばれるページを見ることになります。
通常何も設定しない場合は「お探しのページが見つかりません」のみですが、
設定を変更してサイトマップを追加することにより、他の関連ページへ案内することが可能となります。
- 「お探しのページが見つかりません」だけで終わらせない
- 他の関連ページへ案内できる
- イライラせずに情報を見つけられる
人向けサイトマップの作成方法
HTMLのリストなどで手動でリンクを貼っていく方法と
WordPressのプラグインで自動で生成する方法があります。
フッターサイトマップに関しては 情報が多いホームページなら、主なページに絞って表示させ、わかりやすい見出しと整理された配置にするようにしましょう。
2. 検索エンジン向けサイトマップ(XMLサイトマップ)の活用方法

Googleなどの検索エンジンにホームページの中のどんなページが大事で、どれくらい更新するのかを伝える技術的な仕組みです。人向けのサイトマップとは異なり、xmlと呼ばれるファイル形式で作成しホームページに訪れた方が通常見ることはありません。
GoogleのロボットがURLをたどってホームページ内を巡回(クローラー)し、内容を読み取って検索データベースに登録(インデックス)しますが、新しく作ったページや他のページからのリンクが少ないページ等ではロボットが見つけられない場合もあります。
そんな時、XMLサイトマップがあれば「ここにも見に来てね!」とGoogleに教えることができるんです。
特に必要なケース:
- ページ数が500を超える大きなホームページ
- 新しく作ったばかりのホームページ
- 動画や画像をたくさん使っているホームページ
- ニュースサイトのような頻繁に更新するホームページ
サイトマップについて | Google 検索セントラル | ドキュメント
検索エンジン向けサイトマップ(XMLサイトマップ)の作成方法
- URL:各ページのアドレス
- 更新頻度:どれくらい内容が変わるか
- 最終更新日:いつ更新したか
- 優先順位:どのページが重要か
こちらが必要な情報です。
xmlサイトマップの作成には、手動で作成する方法と自動で作成する方法があり、
ハマ企画のホームページ制作でおすすめしているWordPressを使ったホームページなら自動で作成ができます。
サイトマップでホームぺージを活用しよう

サイトマップは、ホームページを効果的に運営するための重要なツールです。訪問する方が使いやすく、さらに検索エンジンからも評価されるホームページを作るために、両方のサイトマップをしっかり活用しましょう。
特に新しいホームページや情報の多いホームページでは、計画的にサイトマップを導入し運用することで、ホームページの成長につながります。
ハマ企画ではホームページ制作・運用でサイトマップについてもしっかりと作成し活用するサポートをいたします。
サイトマップについて、ホームページ制作についてお気軽にご相談ください。