ホームページへのアクセス数は伸びているのに、問い合わせにはつながらない。そんな相談を、ハマ企画では少なくない頻度で受けています。原因は集客量の不足ではなく、サイトの構造そのものにあることが多いのです。
アクセスと問い合わせが結びつかない理由の多くは、導線の不足かサイト構造の問題です。
なぜホームページのアクセスがあるのに問い合わせに結びつかないのか?
アクセス数が増えているのに問い合わせが増えない場合、その原因は一つではなく、複数の段階に分かれて存在しています。ブログを頑張って書いているのに問い合わせへの道筋ができていない場合もありますし、問い合わせの手前にあるサービス紹介ページの説明が分かりづらく、そこで離脱されてしまっている場合もあります。
さらに深いところでは、サイト全体の構造そのものが、会社の中身を伝えきれていないというケースもあります。ただし、この話には一つ確認が必要です。
車や不動産のように、実際の来店や電話でのやりとりを経て初めて成約に至る業種の場合、ホームページ経由の問い合わせだけをアクセス数と比べても、正しい判断はできません。
まずは自社のビジネスが、ウェブ上の問い合わせで完結する形かどうかを確認したうえで、どの段階に問題があるのかを見極めることが改善の第一歩になります。
検索されている記事のテーマがずれているケースがあります
Google Search Consoleを確認すると、思いがけない事実が見えてくることがあります。
本来検索されるべき業種の言葉ではなく、社員が書いたキャンプの記事やテレビドラマの感想、歴史についての記事でアクセスが集まっている、という状態です。ブログの更新自体は続けられていても、それが会社のサービスと無関係な話題であれば、そこに来た人が問い合わせに進むことはありません。
アクセス数という数字だけを見て安心してしまうと、この種のズレに気づけないまま時間が過ぎてしまいます。ハマ企画では、こうした状態を実際の解析の現場で目にすることがあり、記事の本数やアクセス数だけでは、ホームページが正しく機能しているかどうかを判断できないと考えています。
ブログは書けているのに問い合わせへの導線があるか?
コンテンツを継続して発信できていることは、それ自体は良いことです。しかし、記事を読み終えた読者が、その先どこに進めばいいのかが示されていないホームページは少なくありません。問い合わせフォームへの道筋がページのどこにも用意されていなければ、興味を持った読者もそのまま離脱してしまいます。
サイト全体を通して、記事から問い合わせへ、あるいは記事からサービス紹介ページへと、自然にリンクが張られているかどうかを確認する必要があります。導線が整っていないサイトは、アクセスをどれだけ増やしても、その先の成果には結びつきません。書いた記事の量に比例して問い合わせが増えるわけではなく、道筋が用意されているかどうかで、同じアクセス数でも結果は大きく変わってきます。
サービス紹介ページで離脱されていないか?
問い合わせの直前に読者が必ず目にするのが、サービス紹介ページです。ここで一生懸命コンテンツを積み上げてきた成果が試されます。ページに到達した読者が「これは問い合わせしたくない」と感じて離脱してしまうケースは、実際に少なくありません。何を提供しているのかが具体的に伝わらない、料金や進め方の見通しが立たない、といった不安が離脱の主な要因です。アクセスを集める努力と同じくらい、その先で読者が安心して問い合わせできる状態を整える努力が必要です。せっかく興味を持って来てくれた読者を、最後の一歩で離脱させてしまうのは、集客にかけた労力そのものを無駄にしてしまうことでもあります。サービス紹介ページは記事よりも見直される機会が少なく、公開時のまま長期間放置されていることも珍しくありません。
ホームページの問い合わせ、ハードルを下げる4つの工夫
問い合わせにつながりやすいサイトには、共通する工夫があります。
- 問い合わせフォームまでの動線を見直し、サイト全体から適切にリンクを張ること
- 入力項目を絞り、わかりやすい問い合わせフォームにすること
- サービス概要を、問い合わせしたくなるレベルまで具体的に書き込むこと
- 電話・チャット・課題感に合わせた複数フォームなど、窓口をたくさん用意すること
これらはどれも大きな投資を必要とせず、既存のページを見直すだけで着手できます。ハードルを一つずつ下げていくことが、問い合わせ数を積み上げる最も現実的な方法です。特別な機能を追加する必要はなく、今あるページの構成を少し整えるだけでも、結果は変わってきます。どれか一つだけでも見直せば、そこから変化が生まれ始めます。
会社が何をしているのか、コンテンツで伝わっているか?
サイト構造の問題として最後に確認したいのが、会社の中身がコンテンツとして語られているかどうかです。サービス概要が非常に薄かったり、ブログが会社のサービスと関係のない個人的な内容に偏っていたりすると、読者は「この会社が何をしているのか」を最後まで理解できません。検索して自社のサイトを外部の目で見てみると、この状態に気づきやすくなります。
会社が何を提供し、どんな強みを持っているのかを、コンテンツの中できちんと語ること。これが、アクセスを問い合わせにつなげる土台になります。自分たちでは当たり前だと思っている情報ほど、実は読者に伝わっていないことが多く、一度外部の視点で確認してみる価値があります。ハマ企画が診断で最初に見るのも、まさにこの部分です。
ホームページから問い合わせが来ない?( FAQ)
ホームページのアクセスを増やす努力と、問い合わせにつなげる努力は同じか?
アクセスを増やす努力と、それを問い合わせにつなげる努力は、実は別のスキルです。記事を書き続けているのに成果が出ないと感じたら、まずは導線とサービス紹介ページ、そしてサイト全体で語られている内容を見直してみることをおすすめします。会社が何をしているのかが伝わるサイトであれば、アクセスは自然と問い合わせへつながっていきます。

