「AIを会社に入れたい。でも、自分たちで試せばいいのか、社員研修を頼むべきか」。ここで迷うときは、使うAIより先に、誰が手を動かし、何を頼みたいのかを決めると選びやすくなります。
担当者が試して結果を確認できるなら自社で始める。社員の操作や確認方法をそろえたいなら研修。経営者自身が試しながら業務の選び方を相談したいなら伴走。アプリや連携機能を作ってほしいなら、研修・伴走とは分けて構築の相談をします。
自社で進める・研修・伴走・構築を比べる
| 進め方 | 合う状況 | 依頼・実施すること | 社内で受け持つこと |
|---|---|---|---|
| 自社で試す | 担当者と確認者を決められる | 限定した業務で使い、結果を比べる | 情報管理、操作、確認、振り返り |
| 社員研修 | 社員で使い方・確認方法を学びたい | 自社業務に合わせた演習や説明 | 受講後に使う時間と確認担当を用意 |
| 経営者の伴走 | 社長が試し、判断や次の進め方を継続相談したい | 課題整理、操作の実践、振り返り | 定例の間に試す、結果や疑問を持ち寄る |
| 個別の構築 | アプリ・連携・自動化の実装を頼みたい | 対応可否と要件・納品物を確認して見積もる | 仕様の判断、権限管理、受入確認と運用体制 |
必要な支援は、試してから変えて構いません。自社で試してから研修を頼む、研修後に経営者が伴走を利用するなど、必要になった段階で組み合わせられます。まず困っている工程に絞って考えてください。
まず自社で試せるか、三つだけ確認する
- 試す人が決まっているか。通常業務の中でいつ操作するかも決めます。
- 正しいか確認できる人がいるか。元の資料と照合し、公開・送付の判断をする担当を置きます。
- 入力してよい情報が分かるか。契約プラン・設定・社内ルールを確認し、最初は機密や個人情報を含まない題材を使います。
三つがそろうなら、たとえば公開済みの案内文の下書きから試せます。そろわない項目があれば、「試す時間がない」「正しいか判断できない」など、足りない準備を先に整理します。社内で誰が最終確認するかも決めておきます。
始める業務から整理したい方は、経営者のAI活用を定着させる実践ガイドで、業務選びから社内へ広げる順序を確認できます。
研修と伴走は「誰が何をできるようになるか」で選ぶ
社員が同じ題材で操作と確認を学ぶ必要があるなら、研修が候補です。「メールを作れる」だけでなく、誤った事実や送付先をどの段階で確認するかまで、扱う内容を相談します。受講後に試す担当がいない場合は、研修日程より先にその役割を決めます。
社長自身が試しても、業務に合うか判断できない、次に何をするか止まるなら、継続して相談する伴走が候補です。ただし定例に参加するだけでなく、相談の間に手を動かす時間も必要です。忙しくて試せない場合は、試す業務を一つに絞り、いつ取り組むかを決めるところから相談します。
研修を受けた担当者の毎週の動きを決めたい方には、ひとりWeb担当者のAI運用で分担表と週次の進め方を紹介しています。入力情報のルールが未整備なら、社内AIのリスクを減らす方法を先に確認してください。
同じ「議事録を楽にしたい」でも、頼むことは違います
ここからは、選び方を説明するための架空例です。会議後の議事録から、担当者と期限を抜き出したい会社を考えてみます。
- 担当者が操作でき、上司が元の議事録と照合できる:まず自社で試す。抜け・誤りと手直しにかかった時間を記録します。
- 部署ごとに使い方や確認の仕方がばらばら:社員研修で、同じ題材を使って操作と確認を学ぶ。
- 社長が試しているが、何を続けるか決められない:伴走で試した結果を持ち寄り、次に扱う仕事や進め方を相談する。
- 議事録からタスク管理ツールへ自動登録したい:個別構築として、連携先・権限・登録前の承認・保守を確認する。
自社で試す場合も、「文章ができた」で終えず、担当・期限が合っているか、修正を含めて負担が減ったかを確認します。誤りが残るなら、対象や確認方法を変えてから続けます。
ハマ企画の研修・伴走で頼めることと料金
AI×DX導入研修は120,000円〜(税別)/132,000円〜(税込)。対象業務、人数、時間・回数、利用環境に応じて見積もります。社員が自社業務で使う方法と、人が確認する工程を学ぶ研修です。
社長のAI伴走サービスは月額55,000円〜(税込)。月1回60分のオンライン定例とGoogle Chatによる復習・質問対応を中心に、経営者の実践と社内への定着を相談します。基本契約は1年、3か月・6か月は相談できます。短期間での自動化完成を約束する内容ではありません。
社員に学んでほしい場合
研修で扱う題材、人数・時間に応じた見積もりを確認できます。
社長自身の実践を継続して相談したい場合
定例の進め方、質問対応、契約条件を確認できます。
ハマ企画でも、社内の日報・タスク整理、発信や画像制作などにAIを使っています。どのように使い分けているかは、会社のAI導入支援|4つのAIを使うハマ企画の実践で紹介しています。上の架空例とは分けて、実際の取り組みをご覧いただけます。
相談前は、この三行があれば始められます
以下は架空の相談記入例です。
困っている仕事:毎週の会議後に、議事録から担当別のタスクを整理する。
試す人・確認する人:担当者が下書きを作り、部門長が確認する。
相談したいこと:社員が使い方を学ぶ研修と、社長が試した結果を相談する伴走の、どちらから始めるとよいか知りたい。
相談では、自社で進める部分と、研修・伴走・個別作業として頼む部分を整理します。ご相談・お見積もりは無料ですが、研修の実施、契約後の伴走、制作・構築などは有料です。
「作ってほしい」は、研修や月額伴走と分けて伝える
「Excelの集計を自動で動かしたい」「社内用のアプリを作ってほしい」。こうした依頼では、操作を教えるだけなのか、設計・実装・動作確認まで任せるのかで作業が変わります。個別の構築・システム連携・保守は、既存の研修費・伴走料金とは別に、対応可否・範囲・費用を確認します。AI提供元の利用料も、ハマ企画の作業費と分けます。
- 何を入力すると、どんな結果が出てほしいか
- 社内の誰が使い、どの情報やシステムに触れるか
- 完成時に何を確認し、その後の修正や保守を誰が担うか
まだ仕様書がなくても、上の三つが分かる範囲で構いません。相談の段階で機密資料やログイン情報を送る必要はありません。
AI導入の進め方について、よくある質問
次は、何を頼むかを一つだけ決める
「社員が学ぶ機会が必要」「社長が試した結果を相談したい」「作業を代行してほしい」。いま欲しいものを、この三つのどれかで書いてみてください。ツール名だけで依頼するより、見積もりの内容と社内に残る仕事を比べやすくなります。
料金・契約条件は2026年11月4日に、上記ハマ企画の各サービスページで確認しました。実際の対象範囲と費用は、お申し込み前に確認します。

