知らないと損する!ホームページを守る秘密兵器「WAF」って何?

知らないと損する!ホームページを守る秘密兵器「WAF」って何?

「うちの会社のホームページ、ちゃんと守られているのかな?」

ホームページを持つすべての方にとって、セキュリティ対策は避けて通れない重要なテーマです。
でも、専門用語が多くて何から始めればいいかわからない…と感じている方も多いのではないでしょうか?

そんなあなたに、今回はホームページを守るための心強い味方「WAF(ワフ)」について、初心者の方にもわかりやすく解説します!

狙われている!?あなたのホームページが危ない理由

インターネットは情報の宝庫であると同時に、悪意を持った第三者からの攻撃も絶えません。

「うちのホームページは小さいから大丈夫」なんて思っていませんか?
実は、規模の大小に関わらず、あらゆるホームページが攻撃の対象になりうるのです。

例えばこんな脅威があります。

  • 個人情報や顧客情報の漏洩:もしものことがあれば信用失墜につながり、大きな損害を被る可能性も…
  • ホームページの改ざん:知らないうちに悪質なホームページに誘導されたり、企業のイメージを損なう情報を掲載されたりすることも。
  • サービス停止:ホームページがダウンしてしまい、ビジネスチャンスを逃してしまう。

これらの脅威から大切なホームページを守るために、WAFは重要な役割を果たしてくれるのです。

WAFって一体何?難しそうだけど…

WAFは「Web Application Firewall(ウェブアプリケーションファイアウォール)」の略称です。ちょっと難しい名前ですよね。

簡単に言うと、ホームページと訪問者の間に立って、不正なアクセスをブロックしてくれる門番のようなものです。

例えるなら警備員さん。怪しい人が入ろうとしたら、事前にチェックして追い返してくれますよね?
WAFも同じように、ホームページへの不審なアクセスを検知し、侵入を防いでくれるのです。

レンタルサーバーにも標準装備!?手軽に始められるWAF

最近では、多くのレンタルサーバーにWAFが標準機能として搭載されています。これは、ホームページのセキュリティ対策を始めたい初心者の方にとって、非常に心強いポイントです。

特別な設定をしなくても、最初からある程度のセキュリティ効果が期待できる場合が多いのです。まるで、最初から家に頼りになる警備員さんが付いているようなイメージですね。

WAFはどんな攻撃から守ってくれるの?

WAFは、主に以下のような攻撃からあなたのホームページを守ってくれます。

SQLインジェクションデータベースを不正に操作し、個人情報などを盗み出す攻撃
クロスサイトスクリプティング(XSS)ホームページに悪意のあるスクリプトを埋め込み、訪問者の情報を盗んだり、ホームページを改ざんしたりする攻撃
ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)IDとパスワードを何度も試して不正にログインしようとする攻撃
DDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)大量のアクセスを送りつけて、ホームページのサーバーをダウンさせる攻撃

これらの攻撃は、専門的な知識がないとなかなか防ぐことができません。しかし、WAFを導入していれば、これらの脅威の多くを自動的にブロックしてくれるため、安心してホームページを運営することができるのです。

え?保存できない!?WAFが起こすちょっとした誤解

WordPressでホームページを運営していると、ウィジェットやカスタムCSSなどを編集して保存しようとした際に「何かうまくいかなかったようです。時間を置いてもう一度お試しください。」といったエラーメッセージが表示されることはありませんか?
もしかしたら、それはWAFが原因かもしれません。

WAFは、ホームページへの不正なアクセスを防ぐために様々なパターンを監視しています。その監視の目が厳しすぎるあまり、あなたが正しく行っている操作を「不正なアクセスかもしれない」と誤って判断してしまうことがあるのです。
CSSでちょっとしたデザインの変更を加えようとした際、そのコードの中にWAFが警戒する特定の文字列が含まれていると、WAFはそれを攻撃だと認識してしまい保存をブロックしてしまうことがあります。

もしWordPressでPHPやCSSを編集しようとして保存できないといったエラーが発生した場合、
以下の点を試してみてください。

  1. 少し時間を置いてから再度試してみる:一時的なWAFの誤検知である可能性があります。
  2. 編集内容を少しずつ変更して保存してみる:どの部分がWAFに引っかかっているのか特定できる場合があります。
  3. レンタルサーバーのWAF設定を確認する:多くのレンタルサーバーでは、WAFの設定を一時的に緩和したり、特定のルールを無効化したりする機能が提供されています。編集した後にまた「有効」にするのをお忘れなく。
  4. レンタルサーバーのサポートに問い合わせる:原因が特定できない場合は、専門のサポートに相談してみましょう。

WAFは、ホームページの安全を守るための重要な機能ですが、時にはこのように少し手間がかかることもあります。
しかし、それはあなたのホームページが守られている証拠でもあるのです。

WAFを理解して、安心のホームページ運営を!

今回は、ホームページを守るための秘密兵器「WAF」について解説しました。

WAFはあなたのホームページを様々な脅威から守ってくれる、頼りになる存在です。レンタルサーバーに標準搭載されている場合も多いので、ぜひその存在を意識してみてください。
これからも大切なホームページをしっかりと守っていきましょう!

「うちのホームページにはWAFってついてるの?」「ホームページのセキュリティは大丈夫?」といったお悩みは、ぜひハマ企画にご相談ください。

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