「ホームページを作ったのに、問い合わせが全然来ない…」。中小企業の経営者やウェブ担当者の方から、私たちハマ企画にもっとも多く寄せられるご相談です。でもご安心ください。集客できない原因には明確なパターンがあり、正しく直せば成果は必ず変わります。
ホームページで集客できない最大の原因は、「誰に・何を・どう届けるか」の設計が不足していることです。
ホームページで集客できない原因は”考え方”にある
「問い合わせが全然来ない。ホームページって意味ないんじゃないかとすら思ってます」こうした声は、私たちハマ企画が20年以上にわたって中小企業のWeb支援を続けてきた中で、数えきれないほどお聞きしてきました。
時間とお金をかけてホームページを作ったのに、なぜか成果が見えてこない。アクセス解析を見ても数字は伸びず、問い合わせもゼロ。「作ってよかった」と思えない、そんな状況に心当たりはありませんか?
その原因は、デザインが古いとか更新頻度が低いといった表面的なことだけではありません。本当に見直すべきなのは、集客の”考え方”そのものです。ハマ企画が2003年の創業以来見てきたSEOの世界は、この20年で大きく様変わりしました。かつてはキーワードをページに詰め込むだけで上位表示できた時代もありましたが、今はGoogleがコンテンツの品質や専門性を重視するようになり、さらに2024年以降はChatGPTやGeminiなどのAI検索が急速に普及しています。つまり、「ホームページを作って放置」では集客できない時代になったのです。
だからこそ中小企業がこれからのWeb集客で成果を出すためには、AI時代に対応した戦略を理解しておくことが欠かせません。とはいえ、基本を押さえてプロと協力すれば、中小企業にとってむしろチャンスが広がる時代でもあります。AI時代の集客戦略の全体像は「中小企業のSEO実践ガイド|AI時代の集客戦略」で体系的にまとめていますので、本記事とあわせてご覧ください。
この記事では、実際の支援現場で得たノウハウや成功事例をもとに、
なぜホームページで集客できないのか?
そして、どうすれば“動き出す”サイトに変えられるのか?を、やさしく、そして実践的に解説していきます。
PVがあるのに問い合わせが来ない”本当の原因”
「毎月3,000PV、でも問い合わせゼロ」この状態には、実は明確な原因があります。
アクセスがあるということは、検索エンジンからの流入があり、ユーザーに”見つけてもらえている”ということ。つまり、SEOの最初のハードルはクリアできています。それなのに問い合わせに繋がらないのは、「集客」と「成約」の間に”断絶”があるからです。
具体的には、次のようなケースが考えられます。
① キーワードと訪問者のニーズがズレている
アクセスを集めているキーワードが、御社のサービスを必要としている人の検索意図と一致していない可能性があります。たとえば「〇〇とは」といった情報収集キーワードでは、すぐに問い合わせには繋がりません。
② 訪問者が「次に何をすればいいか」分からない
せっかくページを読んでも、問い合わせボタンが見つけにくい、あるいは「この会社に相談していいのか分からない」と感じさせてしまう導線設計になっているケースです。
③ 信頼・安心を感じさせるコンテンツが不足している
料金の目安、実績、お客様の声など、「この会社なら大丈夫」と思わせる情報が足りないと、ユーザーは離脱してしまいます。
こうした課題は、ウェブ解析ツールを使えば数値で”見える化”できます。逆に言えば、感覚や思い込みで改善しようとしても、的外れな施策に時間を浪費してしまうのです。
「どこを直せばいいか分からない」という方は、まずは現状を客観的に把握することから始めてみてください。
実例:こんなホームページが劇的に改善しました
理論だけではピンと来ないという方のために、実際に改善に成功した事例をご紹介します。
事例1:地域のレンタカー会社
改善前: 月の問い合わせ1〜2件
改善後: 月の問い合わせ最大100件
主な改善点
- ターゲットを明確化
- 課題解決型のコンテンツを用意
- スマートフォン最適化のレイアウト
この会社では、まずターゲットとなる顧客層を明確に絞り込みました。そのうえで、「このサービスを使えば自分の悩みが解決できる」と感じてもらえる課題解決型のコンテンツを用意し、スマートフォンでも快適に閲覧・操作できるレイアウトに刷新したのです。
事例2:住宅リフォーム会社
改善前: ホームページからの依頼ほぼゼロ
改善後: 月3〜5件の見積もり依頼(最大で40件)
主な改善点
- 特定キーワードで検索上位を獲得
- ビフォー・アフター写真を掲載
- 「工事の不安」に応えるQ&Aページを作成
- 費用の目安を明確に表示
- ウェブ広告を実施
改善の第一歩は、地域名と工事内容を組み合わせた特定キーワードで検索上位を獲得したことです。さらにビフォー・アフターの写真を掲載し、「工事中はどうなるの?」「追加費用は発生する?」といった不安に答えるQ&Aページを作成しました。費用の目安を明確に表示したことで問い合わせのハードルが下がり、ウェブ広告との組み合わせで月最大40件の見積もり依頼を獲得するまでに成長しました。
共通して言えること
これらの改善は、すべて「お客様目線」で考え抜いた結果です。
「会社が伝えたいこと」ではなく「お客様が知りたいこと」に徹底的にフォーカスしたことが成功の要因でした。
集客できないホームページの8つの特徴
1. 目的があいまいなまま作られている
ホームページには、「何のために作ったのか?」という明確な目的が必要です。
商品を売るのか?問い合わせをもらうのか?採用につなげたいのか?
この軸がブレていると、訪問者はこのサイトで何ができるのか”が分からず離脱してしまいます。
たとえばある製造業のサイトでは、会社紹介・採用・製品カタログ・ブログなど、あらゆる情報を1ページに詰め込んでいました。その結果、導線が散らばってしまい、誰にも刺さらない構成に。
→ まずは「このホームページの一番の目的は何か?」を一言で言えるようにしましょう。
目的に応じて、構成・文章・CTA(お問い合わせのボタンのこと)の位置もすべて変わってきます。
2. ターゲットが設定されていない
ホームページで最もありがちな“設計ミス”の一つが、ターゲットがあいまいなまま作られてしまうことです。
「自社の商品やサービスは、いろんな人に使ってもらいたい」
「ターゲットを絞ると、お客さんが減ってしまいそうで怖い」
そんな気持ちもよくわかります。でも、結果として“誰にも刺さらない”コンテンツになってしまうのです。
ターゲットが違えば、表現も導線も変わる
たとえば、同じ「Web制作サービス」でも、ターゲットによって打ち出し方はまったく異なります。
| ターゲット | 関心 | ホームページで伝えるべきこと |
|---|---|---|
| 起業したての個人事業主 | 「費用」「実績」「相談しやすさ」 | 価格感を明記、Q&A形式、無料相談導線 |
| 社内にIT担当がいない中小企業 | 「何から始めればいいか」「運用サポート」 | 依頼後の流れ、運用支援の具体例 |
| 大企業のDX担当者 | 「実績」「セキュリティ」「納期」 | 過去事例、技術体制、工程管理の透明性 |
同じ“Web制作”でも、ページの構成や見出し、載せる事例、ボタンの文言すら変わってくるということです。
ターゲット設定は“絞る”ことで“広がる”
ターゲットを絞ることは、“誰かを排除する”行為ではなく、誰かに強く届くメッセージをつくることです。
「あなたにぴったりのサービスです」と言われると、人は興味を持ちます。
その逆で、「誰でも使えますよ」と言われると、逆に響かないのです。
【ワーク】ターゲット像の整理に役立つ3つの問い
誰の、どんな悩みを解決するサービスか?
まず最初に考えたいのは、「このサービスは、どんな人のどんな困りごとを解決できるのか?」という視点です。
たとえばホームページ制作を提供しているとしても、ただ単に「サイトを作る」ことが目的なのか、それとも「集客できるようにしたい」「信頼感を高めたい」「採用を強化したい」といった、もっと具体的なニーズに応えるものなのかで、伝えるべき内容は大きく変わってきます。
対象が「起業したばかりの個人事業主」なのか、「社内にWeb担当者がいない中小企業」なのか、「とにかく費用を抑えたい人」なのかによっても、アプローチ方法はまったく違ってきます。
この問いに答えることは、ホームページ全体の“話しかける相手”を明確にすることにつながります。
これらを紙に書き出すだけでも、ホームページの文章や構成が驚くほど変わります。
その人は、どんな言葉で検索するか?
次に考えるべきは、「そのターゲットとなる人が、どんな検索ワードを使って情報を探しているのか?」という点です。
こちらが使っている専門用語や業界の呼び名は、必ずしもユーザーに伝わるとは限りません。
たとえば、「Web制作会社」ではなく、「ホームページ 作りたい 店舗」や「お店 ホームページ 安く」など、実際にはもっと生活感のある言葉で検索されていることが多いのです。
自社サービスを知らない人が、「悩みを解決するために、どんな言葉をGoogleに打ち込んでいるか?」を想像することで、より適切なキーワード選定ができるようになります。
その人が“今まさに迷っていること”は何か?
そして最後のポイントは、「その人が今、どんなことに不安を感じ、どこで迷っているのか?」を深掘りして考えることです。
たとえば、「どの会社に相談すればいいか分からない」「費用の相場が分からなくて動けない」「専門的な話をされるとついていけるか不安」といった、購入や相談に至る前の“心の引っかかり”をイメージしてみてください。
その迷いに先回りして答えられるコンテンツがあれば、ユーザーに「この会社は自分の気持ちをわかってくれている」と思ってもらえます。
この共感こそが、問い合わせや申し込みといった“行動”への後押しになります。
3. キーワード戦略が甘い
ホームページが検索されない、問い合わせが増えない
その原因の多くは、「キーワード設計」が間違っていることにあります。
多くの企業がやりがちなミスは、「社名」や「サービス名」など、すでに知っている人しか検索しない言葉に頼ってしまうことです。
ユーザーは“悩み”で検索する
たとえば、ある美容室がホームページを公開したとしましょう。仮にその美容室の名前が「Hair Studio Luce」だったとしても、お客様がインターネットで検索する際に「Hair Studio Luce」と入力してくれるとは限りません。というのも、ユーザーが検索エンジンに打ち込むのは、自分自身の悩みや目的に直結する言葉だからです。
たとえば、「表参道にあるメンズカットが上手な美容室を探している人」は、「表参道 美容室 メンズカット 上手い」といったキーワードで検索するでしょう。
また、「自然な仕上がりの白髪染めが得意な美容室に通いたい」と考えている方は、「白髪染め 自然な仕上がり 美容室 東京」といった具体的なニーズをそのまま言葉にして検索します。
さらに、美容院に対して不安や緊張感を抱いている女性、特に初めてひとりで行こうと考えている方なら、「美容院 苦手 初めて 女性 一人でも安心」といったキーワードを選ぶかもしれません。
このように、見込み客が入力する検索キーワードというのは、お店の名前ではなく、自分自身の不安や希望、解決したい悩みに基づいたものになっているのです。
だからこそ、ホームページで集客を狙うなら、ユーザーの立場に立って「どんな悩みを抱えているか」「それをどんな言葉で検索しそうか」を想像し、そのニーズに応える形で情報を届ける必要があります。
これらのキーワードを見込み、ページタイトル・見出し・本文にしっかり組み込むことが、SEO対策の第一歩です。
なお、AI検索が普及した今、従来のキーワード戦略だけでは不十分になりつつあります。ChatGPTやGeminiなどのAI検索に自社を表示させるための実証施策を押さえておくことも重要です。加えて、「AI検索で表示回数が激減?SGE・AI Overview対策7選」では、AI検索時代に検索流入を維持するための具体策を解説しています。E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を意識したSEOライティングの書き方も、これからのコンテンツ作りの基盤となります。
また、SEO対策で検索上位を取っているにもかかわらずアクセスが伸びないケースでは、AI Overviewによる「ゼロクリック検索」が原因となっている場合があります。検索順位は高いのにクリックされない時代の新しい集客の考え方は、ゼロクリック時代の集客戦略で解説しています。
検索されるキーワードを“調べる”ことから始まる
感覚だけでキーワードを決めてはいけません。
Google検索の「サジェスト(候補表示)」や「Googleキーワードプランナー」、
あるいは実際の競合が使っているキーワードを調査することで、はじめて適切な戦略が見えてきます。
例)「歯科医院」の場合
| 想定しがちなキーワード | 実際に検索されているキーワード(例) |
|---|---|
| ○○歯科 | 「歯医者 怖くない」「歯医者 日曜診療 町田」 |
| 歯科治療 | 「虫歯 自然に治る?」「インプラント 費用 比較」 |
「自社目線」ではなく「ユーザー目線」の言葉を拾うことが何より重要です。
成果が出ないキーワードの例
よくある失敗例をご紹介します。
- 競合が強すぎるビッグワードを狙いすぎている
→ 例:「Web制作」「人材紹介」などは上場企業が上位を占めています。 - ニッチすぎて検索されていないワードを使っている
→ 月間検索数が10以下のキーワードに偏ると、そもそも人の目に触れません。 - キーワードがページの中で使われていない
→ キーワードを狙っていても、タイトルやh2見出し、本文に含まれていなければ意味がありません。
成果が出ないキーワード選びには、いくつかの共通パターンがあります。ひとつ目は、「ウェブ制作」「人材紹介」のように競合が非常に強いビッグワードばかりを狙っているケースです。こうしたキーワードは上場企業や大手メディアが上位を占めており、中小企業が正面から戦っても勝ち目はほとんどありません。二つ目は、逆にニッチすぎて月間検索数が10以下のキーワードに偏ってしまうケースです。そもそも検索する人がいなければ、どれだけ良いコンテンツを書いてもアクセスは集まりません。そして三つ目は、狙いたいキーワードを決めたにもかかわらず、タイトルやH2見出し、本文にそのキーワードが含まれていないケースです。Googleはページの中身を見て「このページは何について書かれているか」を判断するため、キーワードが本文に反映されていなければ、検索結果には表示されにくくなります。
キーワード戦略を見直す3つの質問
- お客様はどんな悩みを抱えて検索しているか?
- どんな言葉でその悩みを表現するか?
- その言葉を、ページのタイトル・見出し・本文に反映できているか?
キーワード戦略を見直すときは、3つの問いを自分自身に投げかけてみてください。まず、「お客様はどんな悩みを抱えて検索しているのか?」。次に、「その悩みを、お客様はどんな言葉で表現しているのか?」。そして、「その言葉を、ページのタイトル・見出し・本文にきちんと反映できているか?」。この3つを自問自答しながら、自社が戦えるキーワード領域を設計することが集客の第一歩です。キーワード選定の具体的な方法は「SEOとは?AI時代の基本」でも詳しく解説しています。
これらを自問自答しながら、自社が戦えるキーワード領域を設計することが、集客の第一歩です。
4. コンテンツが薄い、または魅力が伝わっていない
ホームページの文章が“会社目線”ばかりになっていませんか?
「私たちはこんな会社です」「これができます」と並べるだけでは、ユーザーは興味を持ちません。
ユーザーが求めているのは、「自分にとって役立つ情報」や「問題を解決できそうな気づき」です。
例えば:
- NG例:「弊社は創業20年のIT企業です」
- OK例:「中小企業の“困った”をITで解決。業務効率化や売上アップのご相談を多数解決しています」
つまり知り合いに頼んでホームページを作っ「弊社は創業20年のIT企業です」という文章は、会社の自己紹介としては間違っていません。しかしこれだけでは、訪問者にとって「自分に関係がある会社だ」とは感じてもらえません。一方、「中小企業の”困った”をITで解決。業務効率化や売上アップのご相談を多数いただいています」と書けば、同じ会社紹介でも「うちの悩みに応えてくれそうだ」という印象に変わります。
また、「料金」「納期」「対応エリア」など、ユーザーが真っ先に知りたい情報が曖昧だったり載っていないケースも少なくありません。
→ ページを1つ開いた時、「これ、私のためのサイトだ」と思ってもらえるコンテンツがあるか、確認しましょう。
「何を書けばいいか分からない」「ネタが続かない」という場合は、コンテンツマーケティングの考え方を取り入れると、継続的に価値ある情報を発信できるようになります。具体的な始め方は「コンテンツマーケティングの始め方」で解説していますので、参考にしてみてください。
5. デザイン重視でユーザー目線がない
ホームページの見た目が洗練されていて、デザイン的に優れていたとしても、使いづらければそれだけでユーザーは離脱してしまいます。
実際には「見た瞬間の印象」よりも、「直感的に操作できるかどうか」がサイトの成果に大きく関わってくるのです。
たとえば、スマートフォンで開いた際に、文字サイズが小さすぎて読みにくかったり、メニュー表示がアイコンのみで分かりにくかったりすると、ユーザーは戸惑います。
また、よくあるのが「問い合わせしたいのに、ボタンがどこにあるのか分からない」「どのページに何の情報があるのか見つけられない」といったケースです。
どんなにビジュアルが美しくても、こうした基本的な操作性が損なわれていれば、「わかりにくい」「使いにくい」という印象を与えてしまい、信頼獲得どころかマイナスの印象を残してしまいかねません。
だからこそ、特にスマートフォンでの閲覧・操作を想定した設計は非常に重要です。
目安としては、「ユーザーがスマホでサイトを開いたとき、3秒以内に目的の情報にたどり着けるか?」という視点で導線やレイアウトを見直してみてください。
見た目の良さと使いやすさ、その両方がそろってはじめて、“成果につながるホームページ”と言えるのです。
6. SEOの基本が押さえられていない
見出し(h1やh2)が適切に使われていない、メタディスクリプションが未設定、alt属性が空白の画像だらけ
こうした基本的なSEOのミスは、検索結果の表示順位を大きく下げてしまいます。SEOの基本とAI時代の最新トレンドを押さえておくことで、こうしたミスは未然に防げます。
Googleは「検索ユーザーにとって価値のある情報かどうか」を判断するために、こうしたタグや構造を見ています。
→ サイト構造を見直し、1ページ1キーワード戦略で、適切にタイトル・見出し・メタ情報を設計しましょう。
ツールとしては「Yoast SEO」「Google Search Console」の活用が効果的です。

7. 更新・改善が止まっている
「ブログが1年以上更新されていない」
「お知らせが“2021年の夏季休業”のまま」
こうした“放置サイト”に、ユーザーは安心感を持ちません。
また、Googleも更新されていないサイトを評価しづらくなります。
→ 毎月でなくても構いません。季節のキャンペーン情報や最近の事例紹介など、最低でも2〜3ヶ月に1回の更新を習慣にしましょう。
更新の際には、既存記事のリライトも非常に効果的です。新しい記事を書くだけでなく、過去に公開した記事の内容を最新情報に更新し、構成を見直すことで検索順位が大きく改善するケースがあります。具体的な手順は「リライトで検索順位を上げる7ステップ完全ガイド」で解説しています。
8. アクセス解析や改善PDCAが回っていない
Googleアナリティクス(GA4)やSearch Consoleを導入していても、それだけでは意味がありません。
よくあるのが、「設定はしたけれど、数字はほとんど見ていない」「そもそもどこを見ればいいのか分からない」といった状態。
このような状態では、ホームページをどう改善すればよいのかが判断できず、時間ばかりが過ぎてしまいます。
本来、アクセス解析は“専門家だけが扱うもの”ではありません。
自社のホームページをよりよくするために、最低限押さえておきたい視点が3つあります。
ひとつ目は、「ユーザーがどこから来ているのか?」という流入元の確認です。
SNS、検索エンジン、他サイトからのリンクなど、ユーザーがサイトにたどり着く入口を把握することで、効果的な集客チャネルが見えてきます。
二つ目は、「どのページでユーザーが離れているのか?」です。
特定のページで直帰率が高かったり、滞在時間が極端に短かったりする場合は、そのページに問題がある可能性が高いと考えられます。
そして三つ目は、「ユーザーがどんなキーワードでサイトを訪れているのか?」です。
GoogleSearch Consoleを使えば、実際に検索された語句や表示順位、クリック率などを把握できます。
それによって、「自分たちが狙いたいキーワードで、ちゃんと検索に引っかかっているのか」が確認できるのです。
こうした分析を“思いついたときにたまに見る”程度ではなく、毎月の習慣として定着させることが、集客改善を継続的に進める鍵になります。
最初は「直帰率が高いページ」や「滞在時間が極端に短いページ」など、目立つポイントから見直すだけでも効果があります。
一度にすべてを把握する必要はありません。小さな改善の積み重ねが、大きな成果につながっていくのです。
「数字は見ているけど、どう改善に活かせばいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。実は、アクセス解析の本当の価値は”数字を見ること”ではなく、“次のアクションを決めること”にあります。
たとえば、直帰率が高いページがあれば「ファーストビューで離脱されている可能性」を疑い、ページの冒頭を改善する。特定のキーワードからの流入が多いのに問い合わせに繋がっていなければ、「そのキーワードで訪れた人が求める情報が不足している」と仮説を立てる。
こうした”仮説→検証→改善”のサイクルを回すことが、成果を出すホームページ運用の基本です。
なお、こうした改善サイクルを社内で1人から始めたいという方には、「中小企業のSEO実践ガイド|社内1人で始めるAI時代」が参考になります。限られたリソースでも着実に成果を出すための実践的なステップをまとめています。
もし「自社だけでは判断が難しい」と感じたら、プロの視点で現状を診断してもらうのも一つの手です。
このように、集客できないホームページには共通する“構造的な問題”があります。
そしてそれらは、少しの見直しと継続的な改善で大きく変わっていきます。

よくある相談から見える、集客に失敗するホームページの傾向
ハマ企画にはこれまで、さまざまな中小企業の方からホームページに関する相談が寄せられてきました。 その中で特に多かった“ありがちな悩み”をいくつか紹介します。
たとえば、「知り合いに頼んでホームページを作ったものの、何を直せばいいか分からない」というご相談。あるいは「会社名で検索すれば出てくるけど、それ以外のキーワードではまったく表示されない」という声。「SEO対策として毎日ブログを書けと言われたが、効果が見えない」というお悩みや、「問い合わせフォームが使いづらくて、自分で試しても送信できなかった」というケースもありました。
→ これらの悩みは決して特別なケースではなく、多くの企業に当てはまる“あるある”です。 ちょっとした改善で大きく変わることも少なくありません。
特に多い「残念なパターン」
パターン1:制作会社任せにしてしまった
「SEO対策もしてもらったはずなのに…」
→ 実はSEOの基本的なタグ設定しかされていなかった
パターン2:デザインにお金をかけすぎた
「見た目はおしゃれになったけど…」
→ 肝心な情報が見つけにくい構成に、お問い合わせボタンもわからない
パターン3:更新を怠ってしまった
「忙しくて更新できていない…」
→ 最新情報が1年で停止。信頼性に疑問
でも大丈夫です
これらは、正しい知識さえあれば十分に改善できる問題です。
今からでも遅くありません。
自社サイトの弱点がわかる集客改善チェックリスト
| チェック項目 | 状況確認 | 改善のヒント |
|---|---|---|
| ホームページの目的が明確か? | ✓ / × | 問い合わせ、購入、資料請求など主目的を明記 |
| ターゲットが具体化されているか? | ✓ / × | ペルソナを明確にして構成や文言に反映 |
| 悩みに応える情報があるか? | ✓ / × | 導入事例、Q&A、料金表などを充実させる |
| 適切なキーワードで設計されているか? | ✓ / × | 検索意図に合った言葉でページを構成 |
| SEOの基本が押さえられているか? | ✓ / × | title、hタグ、alt、meta を確認 |
| スマホでも使いやすいか? | ✓ / × | スマホでの見やすさ、導線をテスト |
| 問い合わせ導線が明確か? | ✓ / × | ボタンやフォームをわかりやすく配置 |
| 定期更新・改善ができているか? | ✓ / × | 月1回以上の更新・改善をルーチン化 |
| アクセス解析を活かせているか? | ✓ / × | GA4やGSCで数値をもとに判断 |
今すぐできる!集客改善の具体的アクションプラン
「何から手をつければいいかわからない…」そんなあなたのために、 優先順位の高い改善アクションを3つのステップでご紹介します。
1-1. Googleマイビジネス(店舗の場合)の最適化
まず店舗型のビジネスであれば、Googleマイビジネス(Googleビジネスプロフィール)の情報を最新の状態に整えましょう。営業時間、住所、電話番号が正しいかを確認し、サービス内容をできるだけ具体的に記載します。さらに、店内や商品、スタッフの写真を5枚以上アップロードすることで、検索結果に表示されたときの信頼感が格段に高まります。
✅️ 営業時間、住所、電話番号を最新情報に更新
✅️サービス内容を具体的に記載
✅️魅力的な写真を5枚以上アップロード
1-2. スマホ対応の確認
– 自分のスマホで全ページを確認 – 文字が小さすぎないか、ボタンが押しやすいかをチェック
– 問い合わせフォームがスマホで送信できるか実際にテスト
1-3. 問い合わせ導線の改善
問い合わせの導線も見直してください。各ページに「お問い合わせはこちら」のボタンをわかりやすく設置し、電話番号はヘッダーやフッターなど目立つ場所に表示します。フォームの入力項目は5つ以下に絞るのがポイントです。項目が多すぎると、途中で面倒になって離脱されてしまいます。
✅️ 各ページに「お問い合わせはこちら」ボタンを設置
✅️電話番号を目立つ場所に表示
✅️フォームの項目数を5つ以下に減らす
2-1. よくある質問(FAQ)ページの作成
お客様から実際に聞かれる質問を10個以上まとめましょう。
「料金はいくらですか?」「どのくらいの期間がかかりますか?」など、 基本的な疑問に先回りして答えることで、問い合わせのハードルが下がります。
2-2. お客様の声・事例の追加
– 実際のお客様からの感想を掲載(写真付きだとさらに効果的)
– ビフォー・アフターがわかる事例紹介
– 「こんなお客様にご利用いただいています」という具体例
2-3. 地域密着コンテンツ(地域ビジネスの場合)
– 「○○市での実績多数」
– 「○○駅から徒歩○分」
– 地域のイベント参加レポートなど
3-1. 月1回の更新習慣
– お知らせやブログの定期更新
– 季節に合わせたサービス紹介
– 最新の実績・事例の追加
3-2. アクセス解析の活用
– Googleアナリティクスで月1回は数字をチェック
– どのページがよく見られているかを確認
– 離脱の多いページを特定して改善
3-3. SNSとの連携
– Instagram、Facebookでの情報発信
– ホームページの更新をSNSでもお知らせ
– お客様との接点を増やす
「できることから始める」が成功のポイント!
完璧を目指す必要はありません。
まずは1つでも、できることから始めてみてください。
小さな改善の積み重ねが、必ず大きな成果につながります。
毎月3,000PVあるなら、必ず問い合わせは生まれる
「アクセスはあるのに問い合わせが来ない」その状態は、決して”ホームページが失敗している”わけではありません。むしろ、PVが集まっている時点で、あなたのホームページには”伸びしろ”があるということです。
今回ご紹介した8つのポイントに1つでも心当たりがあれば、それは改善のチャンス。デザインを一新したり、サイトを作り直したりする必要はありません。「見せ方」と「導線」を少し変えるだけで、今あるアクセスは確実に”成果”に変わります。
ホームページの見せ方と導線の改善にはいくつかの基本原則があります。ユーザー視点のコンテンツ設計、結論ファーストの構成、効果的なCTA配置など、訪問者の興味を引いて行動につなげる具体的な7つの改善策を興味を引くホームページの作り方で解説していますので、本記事と併せてご活用ください。
とはいえ、「どこから手をつければいいか分からない」「自分では客観的に判断できない」という方も多いのではないでしょうか。
集客できないHPには必ず原因がある。改善すれば成果は変わる
ホームページで集客できない状態は、決してサイトが”失敗している”わけではありません。ターゲット設計、キーワード戦略、導線、コンテンツの見せ方——こうした構造的なポイントを一つひとつ見直していけば、今あるアクセスは確実に問い合わせへと変わっていきます。
ただし、AI時代のSEOは年々複雑化しています。GoogleのアルゴリズムだけでなくChatGPTやGeminiといったAI検索にも対応しなければならず、「何が正解かわからない」と感じるのは自然なことです。
だからこそ、まずはプロの目線で「自社サイトが今どうなっているか」を客観的に確認してみませんか?
ハマ企画では、横浜を拠点に20年以上にわたって中小企業のWeb集客を支援してきた実績をもとに、SEO診断サービスをご提供しています。現状のサイト構造やキーワードの状況、AI検索への対応度まで、具体的な改善ポイントをお伝えします。
「うちのサイト、何から手をつければいいんだろう?」——そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。初回の診断は無料です。オンラインでも対応しておりますので、お気軽にどうぞ。
また、継続的にSEOやWeb集客の改善に取り組みたい方には、月額制の顧問サービスもご用意しています。「毎月何をすればいいか」を一緒に考え、伴走するパートナーとしてお力になります。
AI時代のSEO・Web集客について体系的に学びたい方は、「中小企業のSEO実践ガイド|AI時代の集客戦略」もあわせてご覧ください。
本格的に横浜でSEOパートナーを探している方には、「AI時代のSEO|横浜で成果を生むパートナーの選び方」も参考になるはずです。
横浜エリアでWebコンサルティングの導入を本格的に検討されている方は、AI時代のWebコンサルティングサービスのページもご覧ください。SEO対策からサイト改善、AI検索対応まで、包括的にサポートいたします。

