自社に問い合わせを増やそうと考えて、色々なWeb戦略を立てている企業があると思います。
関わるスタッフの方も一生懸命対応し、Instagramに写真をアップしたり、Xに投稿したり、ショート動画を作ってTikTokにアップしてみたり。
Instagram、X、TikTokのインプレッション(表示回数)や「いいね」の数は徐々に数が増えていき、担当をしているスタッフの方たちもやりがいが出てきている。
実際、インプレッション(表示回数)や「いいね」の数を増やすことがゴールではないはずですね。
御社の魅力をSNSで伝えて、お問い合わせのフォームからの送信、電話問い合わせなどに結びつけて、最終的には契約や販売をすることがゴールだったのではないでしょうか。
「誰に」届けるか?SNSの特性とターゲットのズレを診断する

SNSにはそれぞれ「集まっている人の特徴」があります。どんなに良い投稿でも、ターゲットがいない場所で叫んでいては、問い合わせには繋がりません。
「映え」のInstagram、「情報の拡散」のX、「勢い」のTikTok
例えば、BtoB(企業間取引)の堅実なサービスを、若者がトレンドを追うTikTokで紹介しても、インプレッションは増えますが「契約」には結びつきにくいものです。
「知りたい人」はどこにいる?
大切なのは、御社のサービスを今すぐ必要としている人、あるいは将来的に必要になる人が、普段どのアプリを、どんな気持ちで開いているかを想像することです。年齢、職業、住んでいる地域などによって変わってきます。
「いいね」をくれる人と「お金を払う人」は違う
フォロワーが増えるのは素晴らしいことですが、その中に「未来のお客様」がどれくらい含まれているか。
まずは、自社のターゲットと各SNSのユーザー層が重なっているかを冷静に見極めることが、最短ルートへの第一歩です。
また、どのSNSを使うか、使わないかの判断もその視点で考えなくてはなりません。
出口はどこ?SNSから「問い合わせ」へ続く道筋を作る

インプレッションが増えても問い合わせが来ない場合、多くは「SNSからホームページ(問い合わせ窓口)」への道が途切れてしまっています。
SNSはあくまで「入り口」に過ぎない
SNSはきっかけを作る場所であり、詳しい検討をする場所ではありません。投稿を見て「いいな」と思った人が、次にどこへ行けばいいのか、迷子になっていませんか?
企業の場合、SNSからDMで問い合わせが来ることは、非常に稀です。
「信頼」をバトンタッチする
SNSの短い投稿だけで契約を決める人は稀です。SNSで興味を持ってもらい、そこからホームページの「事例紹介」や「選ばれる理由」へスムーズに誘導する導線設計が必要です。
プロフィール欄を「受付窓口」に整える
意外と見落としがちなのが、プロフィールのリンク先です。トップページではなく、SNSの内容に合わせた専用のページ(ランディングページ)を用意するだけで、問い合わせ率は劇的に変わります。
スタッフの努力を「売上」に変える、新しい評価のものさし

数字が増えて喜んでいるスタッフの方々のやる気を削ぐのではなく、その熱量を「成果」へと繋げるのが経営者の役割です。
「数」よりも「質」を評価する文化へ
「いいね」が1,000件つく投稿よりも、「1件の質の高い相談」に繋がった投稿を評価する。この評価基準をチームで共有するだけで、投稿の内容は自然と「ターゲットに刺さるもの」へと進化していきます。
SNSを「お客様の声」を聞くアンテナにする
インプレッションだけでなく、コメントやDMの内容から「お客様が今、何に困っているか」を拾い上げる。その情報をホームページやサービス改善に活かすことが、本当の意味でのWeb戦略です。
最終ゴールは「御社のファン」を増やすこと
一過性の流行で終わらせず、SNSを通じて「御社に頼みたい」というファンをじっくり育てる。この視点を持つことで、スタッフの努力は確実に「資産」となり、数ヶ月後の安定した売上へと結びついていきます。

