「ウェブアクセシビリティ」と聞くと、少し難しく感じる…そんな方へ。
今回は小学生でもわかる言葉でお伝えします。
※実際に小学生(中学年)に読んでもらいわかるかどうか確認済みです。
「ウェブアクセシビリティ」って何?

「アクセシビリティ」という言葉を分解すると、
「アクセス(access)」は「近づくこと」や「利用すること」を意味し、
「アビリティ(ability)」は「能力」を指します。
アクセシビリティは「誰もが利用できること」を意味します。
「ウェブアクセシビリティ」は、目が見えにくい人、耳が聞こえにくい人、手が不自由な人、お年寄り、外国から来た人など、すべての人がウェブサイト(ホームページ)を便利に使えるようにすることが、ウェブアクセシビリティです。
どうしてウェブアクセシビリティが大切なの?

インターネットは、情報を調べたり、勉強したり、楽しんだりする場所ですが、使いにくいウェブサイト(ホームページ)があると、困ってしまう人が出てきます。
地震などの災害の時には使えないと命にかかわる場合も。
目が見えにくい人がウェブサイト(ホームページ)を利用する時、画像に説明がないと何が表示されているのかわかりません。
また、耳が聞こえにくい人は、音声だけの情報だと内容が理解しづらくなります。
このようなことのないよう、
みんなが同じように情報を得られるようにすることが大切といえます。
ウェブアクセシビリティを高めるには?
ウェブアクセシビリティを高めるための方法として、5つの具体例をあげます。
1. 画像に説明をつける

目が見えにくい人のために、画像に「代替テキスト」という説明文をつけます。
これにより、スクリーンリーダーという音声で内容を読み上げるソフトが、画像の内容を伝えることができます。
2. キーボードだけで操作できるようにする

マウスを使えない人のために、キーボードだけでウェブサイトを操作できるようにすることも大切です。
例えば、タブキーを押すことでリンクやボタンを順番に選べるようにする工夫があります。
3. 色の使い方に気をつける

色の見え方は人それぞれ違います。そこで、文字と背景の色の組み合わせを工夫して誰でも読みやすいようにします。
例えば、文字と背景の色のコントラスト(色の差)を高くして、見やすさを高めることが大切です。
4. 動画に字幕をつける

耳が聞こえにくい人のために、動画に字幕をつけることで音声の内容を文字で伝えることができます。これにより、音声の情報を目でも理解できるようになります。
5. わかりやすい言葉を使う

難しい言葉や専門用語はなるべく使わず、誰でも理解できるような簡単な言葉を使うことが大切です。これにより、多くの人が情報を正しく理解できるようになります。
ウェブアクセシビリティは法律で求められている

日本では「障害者差別解消法」という法律があり、障害のある人への不当な差別をなくすため、合理的な配慮を提供することが求められています。
合理的配慮とは、障害のある人が困っているときに、できる範囲で手助けすることです。
今までは国や官公庁など公的な機関のみでしたが、2024年4月の法改正で、民間の企業も障害のある人に対して合理的な配慮を提供することが義務化されました。
この合理的配慮には、ウェブアクセシビリティの向上も含まれています。つまり、企業のウェブサイト(ホームページ)が誰にとっても使いやすいように工夫することが求められているんです。
ハマ企画のウェブアクセシビリティサービス

ハマ企画では、ウェブアクセシビリティの向上を目指す企業や団体に向けて、以下のサービスを提供しています。
1. ウェブアクセシビリティチェック
「JIS X 8341-3:2016」のガイドラインに基づき、現在のウェブサイト(ホームページ)がどの程度アクセシビリティに対応しているかを診断します。
診断結果に基づき、具体的な改善点を明らかにします。
2. ウェブアクセシビリティ準拠支援
診断結果をもとに、具体的な修正作業を行い、ウェブサイト(ホームページ)をアクセシビリティ対応・準拠させるサービスです。
経験豊富な「アクセシビリティコンテンツ・オーサリングチーム」が対応いたします。
詳しくはウェブアクセシビリティページをご覧ください。
まずはご相談ください!

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