ホームページはデータ分析で改善しよう

ホームページはデータ分析で改善しよう

ホームページはデータ分析で改善しよう

ホームページを成功させるには、データを使って運営することがとても大事です。
ホームページの運営はどのようにしていますか?計画を立てたら、毎日数字を確認し、定期的にチームでミーティングを行い進捗確認をすることは大切です。
問題があればすぐに見つけて、すぐに直すことができるため、ホームページのパフォーマンスはどんどん良くなります。

チームでの話し合いの時は、データを使うことで、ユーザーがどんな行動をしているのか、何を求めているのかを客観的に深く知ることができ、その結果、ユーザーに合ったコンテンツを作成したり改善することができます。

この記事では、ハマ企画がデータをどう使ってホームページ運営を行っているか、改善の成功事例から、その一部を紹介します。
データ分析は、ただ数字を見るだけではなく、「そこからわかった事」を使って、既存のホームページを改善し、ユーザーにもっと役立つ体験をしてもらうための手段です。こういったやり方で、ホームページの価値を最大限に引き出し、ビジネスの成長をサポートすることができるのです。

※表記について
ホームページ:弊社ではウェブサイトをホームページという名称にしています。
データ分析:本来はウェブ解析なのですが今回はあえてデータ分析としています。

 

ホームページの運営

ホームページの運営

いまや、ホームページは企業の顔であり、重要なマーケティングツールです。ホームページは、企業についての情報をお客様に伝え、製品やサービスを知ってもらう大切な手段です。
しかし、多くの中小企業では、ホームページを感覚的に運営しているだけのことがほとんどかと思います。何人がホームページを訪れているか、どのページが一番人気があるか、ユーザーがどれくらいの時間ホームページに滞在しているか、そのようなデータを数字で見ないと、ホームページのパフォーマンスを良くするために、何をしたらいいかが分からず、改善のチャンスを逃してしまいます。

そこで大事なのが、数字に基づいたホームページ運営です。
具体的な指標を設定して、その結果を定期的に確認することで、ホームページの状況を常時客観的に評価し、効果的な改善をすることができます。
データを使った運営をすることで、ホームページがどのように動いているのかを正確に把握できます。

たとえば、上に挙げたように、何人がホームページを訪れているか、どのページが一番人気があるか、ユーザーがどれくらいの時間ホームページに滞在しているかなどをまずは知り、これらの情報を使って、どの部分を強化すればいいのかを判断するのです。
このようなデータに基づいたホームページ運用を続け、ホームページをどんどん改善し、ビジネスの成果を最大限にすることは可能です。

データを使う重要性は上記の通りです。さらに弊社では定期的なミーティングで、そのデータを活用して実際の改善に取り組みます。

ハマ企画のデータに基づく自社メディア運営の取り組み

私たちの会社では、以下のような体制で「横浜で暮らそう」という自社メデイアの数値管理を行っています。

毎日の数値報告

担当者が日々の重要指標をチェックし、その結果を社内共有しています。これにより、急激な変化や異常値をすぐに検知することができるのです。
収益が減少しているのなら、施策を考えたり、収益が増加しているのなら増加の原因を確認したり。

週次ミーティング

週次ミーティングでは、その週の指標結果を共有し(毎日の数値報告で設定している指標とは別)、そこから次の打ち手を考え、その週に行うべきタスクを考えます。週の結果で動くので、タイムリーな対応をすぐにでき、収益増加の手助けとなります。
ハマ企画の場合、週に1回、チームメンバーが集まり、次の指標を確認します

週次ミーティング
  • 収益:各ページの売上貢献度
  • 表示回数:コンテンツの露出状況
  • エンゲージメント率:ユーザーが「参考になったな」と感じた数字
  • 検索順位:SEOの効果より、ユーザの課題と自社メデイアがGoogleにおける立ち位置の角煮
  • ユーザー傾向:性別や年齢などの属性情報

これらデータを元に、週次ミーティングでは、次の議論を行います

  • 収益が高いページの共有:そのページの何が効果的だったかを分析。
  • ユーザーペルソナの特定高収益ページのユーザー層を特定し、必要な場合はペルソナ改善または追加。
  • ユーザー課題の特定と再現性の検討:ペルソナの課題を明確化し、他のコンテンツでも再現可能か検討。
  • ユーザー行動の分類社内でイメージをしやすいように「Know」「Do」「Go」「Buy」の4カテゴリーで分類し、コンテンツの目的を明確にします。
  • 月次進捗としてのコンテンツ制作の進捗確認:計画通りに制作が進んでいるかを確認。
  • 今後の施策検討:上記データ分析に基づき、次のアクションを計画。
    • 収益の高いページを参考に再現してみる:成功コンテンツに関連するテーマで新たなコンテンツを企画。
    • 新規コンテンツの戦略立案:データから得られた洞察を元に、新たなコンテンツの方向性を決定。

データーに基づいたホームページ運営のメリット

データーに基づいたホームページ運営のメリット

数字に基づいたホームページ運営には以下のメリットがあります。

  • 客観的な評価と改善:具体的な数値に基づいて判断することで、より効果的な改善策を講じられます。
  • 迅速な対応:日々の数値チェックにより、問題や機会にすぐ気づき、迅速に対応できます。
  • チーム全体の意識向上:定期的なミーティングを通じて、チーム全員がホームページの状況を把握し、改善に向けた意識を高めます。
  • 投資対効果の最大化:効果的なコンテンツや成功戦略を明確にし、限られたリソースを最大限に活用。
  • ユーザー理解の深化:数値分析により、ターゲットユーザーの行動や嗜好を深く理解し、より適切なコンテンツ提供が可能に。
  • PDCAサイクルの確立:定期的な数値確認と分析で、継続的な改善サイクルを確立。

今回のハマ企画の成功事例

私たちの取り組みの結果、次のような成功例がありました。

収益が多かったコンテンツについて確認、GA4を確認したところ、コンテンツを閲覧したユーザの流入元が不明でしたので、次はGoogleSearch Consoleを確認、今回の収益はGoogle Discoverということが判明

GoogleDiscoverとは、ユーザーの興味・関心を基にGoogleが自動的にコンテンツを推薦するサービスのことです。
スマートフォンでGoogle関連のアプリを開いたりや、Android端末のホーム画面をスワイプした場合などに表示されます。
Google Discover の概要、掲載、表示方法 | Google 検索セントラル

私たちの業界では「Discover砲」と呼ばれるこの現象で、Discoverに推奨されると収益ボーナスがもらえます。
このボーナスは予測することが不可能、ただ、私たちは愚直に、ユーザーが知りたいコンテンツをつくり続けています。ごの行動が偶然を呼び今回の収益ボーナスとなりました。 

火曜日には前日対比 139%、翌日の水曜には前日対比202% 月曜と比べると2,847%

対象のコンテンツが 火曜日に自動削除該当であったため、急遽近しいコンテンツへリダイレクトをかけたところ
水曜もDiscoverに表示されました。

これは、Discoverになったコンテンツをユーザ視点に変えて、次の行動を仮説した結果でDiscover推奨を再現することができたと言えます。(他のコンテンツで再現できるとは限りません)

対象コンテンツ:BAY WALK MARKET 2024 に行ってきた – 横浜で暮らそう

まとめ

繰り返しとなりますが、ホームページ運営では、データに基づいて行動することがとても大事です。
データを使うことで、ホームページのどこがうまくいっていて、どこを改善するべきかが客観的に分かります。
毎日の数字の報告、週ごとのミーティング、月ごとの進捗確認を通じて、ホームページのパフォーマンスをどんどん良くしていくことができます。

これによって、どの施策が効果を出しているのかを知り、改善すべきところを素早く見つけることができます。また、データに基づいた行動は、チーム全員で目標を共有し、同じゴールに向かって進むための基盤になります。定期的に数字を確認し、情報を共有することで、チーム全員が協力してホームページの成長に貢献できるのです。
その結果、ホームページの改善だけでなく、ビジネス全体の成長、チームの成長にもつながります。

データを使ってホームページを運営することで、限られたリソースをうまく使い、効果的な存在感を作ることができます。中小企業の経営者やウェブ担当の皆さんも、この方法を取り入れて、データに基づいたウェブ戦略を試してみてください。

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