はじめてのウェブサイトモデル

はじめてのメディアサイトモデル

「初めて学ぶウェブ解析」第20回です。
第18回「はじめてのイーコマースサイトモデル」ではイーコマースサイトを、第19回「はじめてのリードジェネレーションサイトモデル」ではリードジェネレーションサイトのコンバージョン設計モデルを解説しました。
メディアサイトは、イーコマースサイトやリードジェネレーションサイトとは異なり、コンバージョンを設定して誘導することが目的ではありません。
メディアサイトの運営目的は、メディアサイトで印象に残るコンテンツを制作し、より多くの人に何度も訪問してもらうことで何ページも見てもらうことが重要です。
今回は、コンバージョン設計モデルの第3弾「メディアサイトモデル」を解説していきます!

メディアサイトとは

メディアサイトとは、ウェブサイト上で商品の認知度が高まるよう、コンテンツを提供して見込み客を集めること。
ニュースメディアやブログなどがメディアサイトです。
この記事も同様に、メディアサイトとなります。

メディアサイトは設計が大切

メディアサイト設計では、大きく2つのことを設定します。

  1. 誰に対して発信するのか
    ・ターゲティングを設定する
    より正確にメディアサイトへ興味を持ってもらうために具体的なターゲティングを行います。
    例)勤務先が横浜駅周辺/25歳から30歳/サラリーマン・ペルソナを設定する
    ターゲティングをもとに詳細なターゲットの絞り込みを行います。
    例)27歳/男性/IT業界に勤務/独身・彼女あり/半年以内の結婚を考えている/趣味は食べ歩き(週末にはドライブへ出かける)
  2. どんな課題をどのように解決するのか
    ・「見てみたい!」と一瞬で興味が惹かれるようなメディアサイトコンテンツを制作する
    サイト名やカテゴリー、キーワード、画像などがコンテンツの顔となります。メディアサイトには、目的によって気を付けるべきことが変わってきます。
    【広告収益を目的とする場合】
    PVを上げる必要があります。
    【自社サイトを目的とする場合】
    セッションを上げ、ホワイトペーパーダウンロードを増やし、セミナー参加者を増やす必要があります。

ホワイトペーパーとは、売り込みを目的に自社商品の調査を行うことで、併せて宣伝する記載を自社ホームページに設けること。

メディアサイトの戦略とは

メディアサイトの戦略に必要なマーケティングが「コンテンツマーケティング」と「インバウンドマーケティング」です。

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、見込み客にファンとして定着してもらえるよう、エンゲージメントを生み出す一連のマーケティング手法。
一連の流れは、次の通りです。

  1. ユーザーにとって価値あるコンテンツの制作・発信を行う
  2. コンテンツ発信を通じて見込み客のニーズを把握する
  3. 商品を購入してもらう
  4. ファンになってもらう

インバウンドマーケティング(Inbound Marketing)

インバウンドマーケティングとは、見込み客に商品の興味を持ってもらえるよう、仕掛けるマーケティング手法。
仕掛けには、次のようなものがあります。

  • ブログやホワイトペーパー、ニュースリリース、動画などのコンテンツをウェブサイト上で公開する
  • 検索エンジンの結果ページに上位表示される
  • SNSで情報を共有・拡散される

メディアサイトをはじめるにはコンバージョン

メディアサイトにおけるコンバージョン解析の設計にはPVを増やすことが重要です。
その手段として次の3つと、それに対する具体的な施策が挙げられます。

  1. 広告収益の拡大を目的としたコンバージョンを設定する
    ・メールやブログの購読数、解約率
    ・掲載している広告の効果測定
  2. 商品やサービスのブランディング・認知度を高める
    ・キーワード検索順位、外部リンク数、SNS経由流入数
    ・商品やサービスの固有名詞での検索エンジン上のクエリ数
    ・SNSやブログでのユーザーの言及数、発言内容(ポジティブ・ネガティブなど)
  3. 商品やサービスの理解を深める
    ・PDFやホワイトペーパーのダウンロード率
    ・動画再生時間、完全再生率
    ・リピート率、訪問頻度、訪問回数、ページ/セッション、セッション/ユーザー

メディアサイトを継続させるために

メディアサイトを継続させるために大切なのは、印象的な価値あるメディアサイトコンテンツを制作することです。
そしてより多くの人にコンテンツを閲覧してもらうことで、見込み客へつながります。
コンテンツ制作・発信とウェブ解析を常に新たな情報へ更新し続けることで、メディアサイト運営もうまくいくはずです。