目次
Web解析のための理論思考を持つ
まずは理論思考
空・雲・傘
- 空を見上げた
- 雨が降りそうだ
- 傘を持ち歩こう
ここに理論的思考を加えます
- 空:アクセス解析レポートそのものをみる
- 雨:分析をして仮説をたてる
- 傘:行動の提案(施策提案)
例)リスティング広告からの流入で特定キャンペーンがコンバージョンを出せていない
- 空:スティング広告からの流入で特定キャンペーンがコンバージョンを出せていない
- 雨:直帰率がサイトの基準値より高く、ページ/セッションも極端に低い
- 傘:広告分と閲覧開始のページに原因があると考えられるため、今回は閲覧開始ページの改善をしてみましょう
これをひとつの文でまとめると
- 今日はランチの時間が取れそうにもないから予めコンビニでおにぎりを買っておこう
- 今週末は花見だ、花見に向けてのコンテンツを再配信して置こう
まずあなたがWeb解析の感覚を養いたいのならこの思考が必要です。
参考サイト
「空・雨・傘」フレームワークは論理的思考の道しるべ
毎日Web解析のデーターと向き合う癖をつくる
データーは毎日みて下さい。
まるで歯磨きを行うような習慣をつけて下さい。
Googleアナリティクスであれば
- セッション数やページ/セッションなどの数をみる
- コンテンツマーケティングを行っているのならばランディングページの変化量をみる
- Eコーマスならば前日の売上と売れ筋商品を確認する
SEO系のツールなら
- 下落したキーワードのランディングコンテンツを見直し競合と比較する
- 上位エントリーコンテンツがあるならば記事を見直しさらに洗礼させる
- Googleトレンドで旬のキーワードとコンテンツとの関係性を見つける
Googleアナリティクスであれば、スマートフォンのアプリだけでも十分気付きが得られます
Web解析を依頼する相手に対して傾聴すること
上の2つは自分ひとりでできること、ここはWeb解析を依頼する相手があって初めてできること
Web解析を提案する立場であるならば、相手を傾聴することにつとめましょう
傾聴力は色々ありますが…
相手の意見を遮らず、まずは相手の意見を十分汲み取る訓練、
これにより実行力の早い施策提案が可能となります。
参考サイト
Web解析レポートは二の次でこれからはダッシュボード
Web解析やアクセス解析などWebアナリストは解析レポートを求められがちです。
レポートに価値を見出しているのならばそれでもいいでしょう。
しかし解析のレポートは結果であって、それだけでは何も生み出しません。
Google Data Studioのようなダッシュボードがあればレポートも必要なく、
今後は紙なPDFによるレポートよりもダイレクトに今がわかるダッシュボードを求められるようになります。
貴方がWeb解析の感覚を養うためには
ここで紹介した4つのポイントは次の3種類に分かれます
- 自分自身で行うこと
- 相手とともに行うこと
- まとめる在り方
Web解析の感覚を養うためにはこれだけに限りません。
知識も必要ですが、まずはこの3種類から始めてみましょう