レンタルサーバーの情報がわからない!?

レンタルサーバーの情報がわからない!?

ホームページを公開する場所として、ほとんどの方が「レンタルサーバー」を利用していると思います。

ですので、ホームページのリニューアルや、レンタルサーバーのお引越しなどのご依頼をいただく際に、私たちは必ずレンタルサーバー情報をお伺いします。
その際、スッと出てこない場合が少なくないです。

どういうことでしょうか?

目次

レンタルサーバーの情報って?

皆様のホームページを公開しているものの多くは、レンタルサーバー会社から借りているものがほとんどです。
そのレンタルサーバーを借りる契約をする際に、必ず契約の情報をもらいます。

具体的にはどんなものかというと

  • コントロールパネルのURL
  • ユーザーID
  • パスワード
  • FTP情報

などです。

上記のものは、契約したレンタルサーバーによって同じ役割をしているのに「呼び名」が違う場合があるので、ちょっとややこしくなります。

レンタルサーバー情報がなくなるとどうなる?

レンタルサーバー情報をなくしてしまうと、再発行などをしてもらうことになります。
その場合、こちらもレンタルサーバー会社によって、必要な条件が変わってきます。

  • コントロールパネルのURLがなくした場合
  • ユーザーIDをなくした場合
  • パスワードをなくした場合
  • FTP情報をなくした場合

各内容によって、対応方法が変わってきます。

時々お客様より、
「手数料をお支払いしますので、御社でレンタルサーバー会社へ問い合わせをしてもらえませんか?」
というご相談をいただくことがあります。

ですが、レンタルサーバー会社からすると、私たちは部外者。
契約者の方とは問い合わせにも応じるけれども、部外者からの問い合わせは応じないという会社がほとんどでしょう。

レンタルサーバーの情報をなくした時の問い合わせが面倒と思われる方が多いのですが、それを行わないと情報を再入手することができません。

レンタルサーバー

ホームページを管理している会社がいるから大丈夫?

ホームページを管理している会社がいるから大丈夫です、とおっしゃる会社さんがいらっしゃいますが、果たしてそれで大丈夫でしょうか?
実際、ホームページを管理している会社にレンタルサーバーやドメイン管理の情報を一部しか渡していないケースも多くあります。
何年もお付き合いのあるホームページの管理をしている会社さんから「コントロールパネルに入る方法を教えてください」とお問合せがあって、「それは御社で管理しているはず」「いいえ、最初からその情報をいただいていません」という押し問答があったという話を実際に聞いたことがあります。

弊社でも、何年もお付き合いをしていなかったクライアントさんから「うちのレンタルサーバーの情報は、まだお手元にありますか?」なんていうお問い合わせもあります。
さすがに5年も10年もそういうった情報を保存しておく契約ではないので、弊社でも保存していない場合があります。

ご自身の会社で契約者になっているものは、他人任せにしないで、自社できちんとデータは保存しておきましょう

悩む

面倒なら放っておけば?

「面倒なら放っておけばいいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、レンタルサーバーの情報が揃っていないとホームページをリニューアルしたり、ホームページの引越しをしたりすることができない場合が出てきます。

リニューアルなどをすることはないと言っても、バックアップを取ったりセキュリティ対策をするなどもできなくなることがあります。
最悪の場合、自社のサイトが乗っ取られてしまっても、修正したり削除することすらできなくなり、乗っ取られたサイトがそのまま公開されて、そのサイトを見た方のパソコンがウィルス感染するなんてことになれば、あなたの会社の信用はガタ落ち。

レンタルサーバー情報がわからないということを放っておいた結果、あなたの会社の信用がなくなるということに繋がるかもしれません。

レンタルサーバーやドメイン管理会社の情報はきちんと管理して!

レンタルサーバーやドメイン管理会社は、契約者でないと問い合わせにも応じてもらえません。
時として、支払いがうまくいっていなくてホームページが見られない、メールアドレスが止まってしまうなんてこともあります。

その時に他の知らない人にドメインを取られたなんてことも聞いたことがあります。
支払いをしていない場合、手放したという扱いをされて、他者が契約をしてしまうことがあります。
御社にとっては、ちょっとうっかりかも知れませんが、ビジネスの上ではとても重要なことですし、全て合法なことなので文句のつけようもありません。

こんな困った状態になった時に「IDがわからない」「契約した時のメールアドレスは何だった?」など契約情報を管理していないと、何重にも困った状態が重なります。

そうならないためにも、御社が「契約者」なんだと理解し、大切なレンタルサーバーやドメイン管理会社の情報はきちんと管理しましょう!
担当者が退職したから、わからなくなっちゃった・・・とならないために。

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