Googleアナリティクスについて学んでみた

Googleアナリティクスについて学んでみた

「初めて学ぶウェブ解析」第17回です。
前回の第16回「アクセス解析を実践するために」では、アクセス解析の知識や仕組みを解説しました。
「事業成果」を上げるためにアクセス解析の実践で大切なことは、ユーザーをのことを考えた見やすい安心して閲覧できるウェブページに作り変えることです。
今回は、前回と同じく「アクセス解析の実践編」としての解析ツールに活用されることが多いGoogleアナリティクスを解説していきます!

Googleアナリティクスとは

Googleアナリティクスとは、Googleが提供している解析ツールの1つ。
ウェブサイトをアクセスしたユーザーの行動データがわかります。
基本的に無料で利用できることから、簡単に始められるのも魅力の1つです。

レポートはビューを見るべき

実際にGoogleアナリティクスのレポートを見るには、アカウントやプロパティなどありますが、今回はビューを見ます。
ビューとは、ユーザー属性などのデータ情報をレポートとして表示され、閲覧できるもの。
例えば、閲覧数や直帰率、性別、年齢層などの詳しいデータ概要がわかります。
たくさんのビューの中に、レポートがあります。
しかし実際に開いてみると、項目が多すぎてどこを見ればいいかわかりません。
マーケティングファネル思考が大切
実際に押さえておくべきビューは簡単で、マーケティングファネルを見ます。
「ユーザーを集客/コンバージョン」する一連の流れがウェブ解析の軸となっているです。
下の図がウェブサイト全体のファネルです。

ユーザー(オーディエンス)とは

一定期間にウェブサイトを訪問したユーザーのこと。
1人の同じユーザーがウェブサイトを1日で複数回訪問し、セッション数が複数回あっても、ユーザー数は1のまま変わりません。

集客とは

ファネル図におけるセッションまでのこと。
チャネルを見ることで、ユーザーが「どこからウェブサイトを訪問したか」把握できます。
具体的に、流入元にオーガニックサーチ(自然検索)やSNS、サイト参照などがあります。
その内訳を詳しく見てみると、ダイレクトな問い合わせも多いです。
ダイレクトな問い合わせとしては、専用フォームなどの入力をコンピュータが自動で行い、営業しているのです。
営業目的での問い合わせは、解析に対するユーザーの正確な数値ではないため、GoogleアナリティクスでURLの定期的な変更など対策をする必要があります。

行動とは

ファネル図における直帰以外の回遊とフォーム到達までのこと。
ウェブサイトでのユーザーの行動を「閲覧数の多いページ/コンバージョンにつながるページ」にできます。
ユーザーの行動を知り、ウェブサイトを改善することで、問い合わせなどを含めたコンバージョンにつながってくるのです。

コンバージョン(CV)とは

ファネル図におけるゴール到達のこと。
コンバージョンは最終的な目標です。
上の「ユーザーを知り、集客、行動をする」ことで問い合わせや売上などの直接的な「事業成果」を上げられるのです。

Googleアナリティクスに触れてみよう

ウェブ解析には、ユーザー数値が大切になってきます。
ここまでGoogleアナリティクスの見るべきポイントや考え方などを解説しました。
それではGoogleアナリティクスに触れながら、実践していきましょう!