ウェブ解析でメディアサイトの事業計画立案

毎日投稿している「初めて学ぶウェブ解析」第10回です。
第8,9回では、イーコマースとリードジェネレーションの事業計画立案をまとめました。
今回は、メディアサイトの事業計画立案についてわかりやすく解説します!
メディアサイト事業計画は、購読者の拡大、定期的な閲覧、認知度の向上などがコンバージョン(最終的な目標)となるモデルです。
メディアサイトのコンバージョンを達成するためには、ユーザーにとって価値のある「コンテンツ」を提供することが大切になります。
そのためには、情報に対して敏感になりながらコンテンツマーケティングを進める必要があるのです。

メディアサイトとは

ウェブサイト上で、ユーザーのニーズに合わせたコンテンツを提供するモデルのこと。
イーコマースと違い、商品やサービスの理解を深めて認知度を向上させるための手段となるモデルのため、売上に直結しづらいのが特徴です。
メディアサイトの代表例として、Yahoo!JAPANやスマートニュースがあり、これらメディアサイトはニュース記事やまとめ記事で広告収入を得ています。
他には、企業が運営するウェブマガジンやブログがあります。
これらはオウンドメディアとも言い、自社で所有しているメディアです。
※メディアは主に、オウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディアがあります。
メディアサイトモデルの目標としては、ユーザーのニーズに合わせたコンテンツを提供し、認知度を高めることです。その結果、定期的な閲覧数による有料会員などの収益につながり、事業成果を出しやすくなるのです。

メディアサイトのKPI

メディアサイトモデルのKPI指標は次の19個です。

  1. PV数
  2. セッション数
  3. ユーザー数
  4. 滞在時間
  5. PV数/セッション数
  6. セッション数/ユーザー数
  7. 直帰率
  8. 離脱率
  9. キーワード検索順位
  10. 各SNS経由流入数
  11. SNSやブログでのユーザーのコメント数やコメント内容
  12. 動画再生回数
  13. 動画再生時間
  14. 動画再生率
  15. メールやブログの購読数や解約率
  16. 広告のインプレッション数
  17. リーチ数
  18. クリック数
  19. CTR(Click Through Rate)=クリック率

 
メディアサイトのKPIは、PV数がもっとも重要な指標になります。
このPV数を上げるために効果的な方法は、広告を出すことです。
上のメディアのKPI行う上で、もっとも利用されるマーケティング手法が「コンテンツマーケティング」です。
コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって価値のある「コンテンツ」を提供し、商品やサービスの問い合わせや商品購入などの行動へとつなげるマーケティング施策のこと。
メディアサイトモデルは、従来のテレビCMなどでユーザーが受動的に受け取るプッシュ型とは違い、メディア上でユーザーが能動的に情報を取りに行く「プル型」です。

メディアサイト事業計画の立て方

メディアサイトのKPIでもっとも重要な指標は、PV数です。実際に、現状の100,000件から150,000件に増やすため、改善案を3つ紹介します。

現状 改善案1 改善案2 改善案3
PV数 100,000件 150,000件 150,000件 150,000件
セッション数 50,000件 75,000件 50,000件 50,000件
PV数/セッション数 2.00 2.00 3.00 3.00
直帰率 80% 80% 80% 60%
直帰数 40,000件 60,000件 40,000件 30,000件
非直帰PV数 60,000件 90,000件 110,000件 120,000件
非直帰PV数/セッション数 1.20 1.20 2.20 2.40

非直帰PV数=(PV数-直帰数)

  • 改善案1:セッション数を増加させる 150,000件÷2.00=75,000件
  • 改善案2:PV数/セッション数を増加させる150,000件÷50,000件=3.00
  • 改善案3:直帰率を減少させる50,000件÷150,000件=60%

メディアサイト事業計画で大切なことは

メディアサイトの事業計画は、自社の認知度向上などでコンバージョンにつながります。
認知度を向上させるためにメディアサイトの事業計画で大切なことは、ユーザーのニーズに応えるコンテンツを提供すること。
そのためにもメディアサイトをよく理解し、コンテンツマーケティングでユーザーが「何を求めているのか」というニーズを掴めるよう、ウェブ解析で読み取りましょう!