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Webマーケティングの記事でみかける「PVを指標としてはいけない」
これは「PVだけを見てはいけない」または「PVだけを追いかけてはいけない」と言う意味です。
貴方がWeb解析の依頼を請ける先のWebサイトが大型サイトであったり、
100,000万PVを超えるサイトであれば、PVではない指標をみるベキです。
しかしほとんどのWebサイト、月間PVが10,000PVだったりしていませんか?
この場合、PVを中心にWeb解析をしてもかまいません。
初めてのGoogle アナリティクスはどこを見る?(ウェブ解析士の方もどうぞ)
PVの元となる指標がセッション、訪問数です。
次に訪問数の内訳を見てみましょう。
内訳とは訪問数したきっかけです。
Google アナリティクスではデフォルトチャネルグループと呼ばれています。
ウェブ解析士の教科書ではノーリファラーと判断され、リピーター訪問はポジティブに捉えられます
しかし、Directが多いのはIP除外をしていない、またはお客さまに認知されていないと判断します
10,000PVのWebサイトの場合、Directは減らすべき指標です。
他からリンクされている…とは限りません、
外部SEOを頼んでいた
リンクスパムが増えている
10,000PVのWebサイトの場合、これもネガティブな原因が考えられます
Referralの内訳と、そのサイトを必ずチェックしましょう
経験上で10,000PVのWebサイトの場合、Organic Searchにまずは着手します。
次にSocialです。
Organic Searchからの流入が増え、会社名に関連するコンテンツ以外にPVが増えたり
閲覧開始になっている場合は、新規にWebサイトの訪問され始めていると判断してください。
その新規訪問のPVは注目すべき指標です。
私たちが考えているロイヤルティ指標、Google アナリティクスで用意されている指標は直帰率とページ/セッションです。
PVが多くても、直帰率が高ければ意味はありません。
コンテンツマーケティングであればおおよそ70%台には抑えたいものです。
コーポレートサイトであれば過半以下が目標と考えてもいいでしょう。
ページ/セッションはWebサイトに対する理解です。
コンテンツマーケティングであれば1.8〜2が目標
コーポレートサイトであれば5…
ページ/セッションはWebサイトに対する理解です。
このWebサイトがどのくらいのページを見れば(回遊)理解できるのか、Webマーケティングを行う貴方はシナリオをつくってください。
※ここの指標は例です、実際は提供サービスや業態により異なります。
本日は3つのポイントをご案内いたしました。
貴方がWeb解析の依頼を請ける先のWebサイトが大型サイトである場合は、PV以外に見る指標が沢山あります。
また指標を創造する必要があります。
しかし、10,000PV(または下回る)Webサイトである場合、PVを指標としてみてかまいません。
まずは、PVを指標として注目し、Webサイトとしての体力をつけましょう。
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