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新商品を開発って言ったって、いったい何から手を付ければ・・・
勿論仰る通りです、まずは何から手を付けたらよいのか。
以下の3つの視点で考えてみる事はどうでしょうか?
新商品の開発は当然ですが、そんなに簡単にできるものではありません。
まずは現状をできるだけ客観的に、しっかりと理解をすることが大切です。
まず初めに行うこととして、
これまで長年続けてきたことに対して改めて見つめなおすことは
当たり前としていたことをそうでないこととして受け入れなければならないことも
あるでしょう。
もし、現状の自社の商品・サービスの弱みが改善できるなら、それもまた、
新商品開発のアイデアの一つといえるのではないでしょうか?
もし、現状の自社の商品・サービスの強みがさらに強くできるなら、それもまた、
新商品開発のアイデアの一つといえるのではないでしょうか?
商品開発だけでなく、集客にも役立つ、コンセプトワーク。
こんな風に考えてみるのも面白いかもしれませんね。
何ならうまくいっている手法を真似してみるのもまた一つ、新商品開発の
アイデアにつながるかもしれません。
うまくいっている同業他社は一体どんな手法をとっているのか?
どんなアイデアを考えているのか?
自社とは何が違うのか?どんなところが違うのか?
徹底的に研究することもまた、新商品開発のアイデアにつながるかもしれません。
同業他社を調べるためにはウェブ解析のツールを使い調査することが可能です。
忘れてはいけないこととして、今自分たちがいる市場(マーケット)にはどのぐらい未来があるのか?
もちろん先のことは100%わかりません。ですが、過去の様々な事例や時代、
政治や経済の動向により、数年先の流れがわかることもあります。
今年は東京オリンピックが予定されていました。
当時は 東京オリンピックの好景気よりもむしろその後の景気悪化が懸念されている昨今です、それを好機ととらえるかどうなのか・・・
そして市場には必ず商品・サービスの利用者(ユーザー)がいます。
例えば、個人向け商品の場合、現在15歳で利用者対象でなくとも、5年後には立派な対象利用者になる可能性がありますよね。
そのようなことを考慮することも非常に重要だと思います。
自分たちの技術に自信がある場合、その技術の応用を考えててみましょう。
自分たちの技術はどんなことに応用できるか?
技術の応用といっても、実際に社内でいきなり新しいアイデアが出てくることもそう簡単にはないでしょう。
身近な人たちに聞いてみることができるなら、それももしかしたらヒントが隠れていることがあります。
業界の人しかわからない商品を家族や友人に見せて、
「これ何するものだと思う?」なんて聞いてみるのもいいかもしれません。
ものづくり日本大賞 伝統技術の応用部門 内閣総理大臣賞を
受賞した、株式会社白鳳堂
「ものづくり日本大賞」より引用
化粧筆、面相筆・陶磁器筆などの伝統工芸筆、書道筆、画筆、
工業用筆を製造販売。82年から化粧筆の自社ブランドを開発。
95年にカナダの化粧品会社MACと直接OEM契約した後、知名度が広がり、
現在は約70社にOEM供給している。筆を始め、
日本の伝統工芸と道具文化を伝承すべしと、03年から季刊誌も出版。
伝統を守ることはとても大切、でもそこから新たなものを生み出すことも大切なことだと思います。
まったくの新しい事ではありませんが、化粧筆の専門自社ブランドを立ち上げるという
アイデアがうまくいった事例ですね。
元々筆の技術がピカ一、化粧筆も元々製造していた。
それをブランド化し、付加価値を付けていく・・・
これもまた、新商品の開発、アイデアといえるのではないでしょうか?
ハマ企画では、そんな企業様へ
こんなところのお手伝いができますよ。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。