看板とWebマーケティング。
同じ日本であってもユーザに届く方法がすべて同じとは限りません。
そんなお話。
看板とWebマーケティング
とある地域でのWeb戦略のお話。
オーナーはこちらの方で、とある地域で新規ビジネスをすることとなりました。
こちらの視点では、SEMやSNSでの基本を抑えることに目線がいきます。
その対話の中で違和感を持ち、また他の地域でも数年前同じ違和感を持ちました。
結論、こちらとはことなるマーケティング戦略を行うことで成果がでることとなります。
Webマーケティングファーストは都会発想
Webマーケティングをすべて否定するわけではありません。
Webマーケティングファーストという発想は都会発想と考えています。
都会発想の根本はスマートフォンに接する時間から考えています。
都会では、多くの人が公共交通機関で通勤をします。
通勤にかける時間は約1時30分。
(総務省統計局 平成 28年社会生活基本調査)
週に8時間以上スマートフォンから情報を手に入れます。
公共交通機関を使わない通勤では、車です。
彼らはスマートフォンより、ラジオや道路看板から情報を手に入れます。
埼玉県の高速で郊外を車で移動をしていた時、サイト制作のPR立て看板を見て驚いたこともあります。
地方のライフスタイルと看板の効果
通勤を軸にライフスタイルの違いをお伝えしました。
公共交通機関を通勤に利用しない地域にとって看板の効果は絶大だったりします。
東海地区限定のクリニックの看板が北海道に出しているという話題をご存知でしょうか?
効果のほどはわかりませんが、印象に残る看板は、人の記憶に残ります。
ここまで極端な話は別として、印象に残るキャッチコピーの看板は、認知度がとても高くなります。
「どこにどんな看板を出すのか」がとても重要なのですが、これはWebマーケティングにおけるWeb広告も同じこと。
皆がWebマーケティングに目がいっている中であえてリアルの看板にこだわる…
大切なのはそこにいる人の生活
看板とWebマーケティング 、これはすべて商材やユーザに当てはまることでもありませんが。
ここで伝えたいことは、「大切なのはそこにいる人の生活」。
商品・商材を伝えたい人がどんな生活をしているのかを知って具体的に提案することです。
「うちはWebマーケティング屋だから看板はやらないよから話をしない」では、お客さんのためにならないので、提案だけでもしてみるとお客さんのためになります。
仕事はお客さんのために、考えて実践してみることです。
このコンテンツはメールマガジンを引用しています
メールマガジン(2022年5月9日 271)から引用しています。
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