コンテンツのタイトルはユーザーを意識することが重要

コンテンツで最も重要となり、顔となる一文が「タイトル」です。
しかし、このタイトルもただ単に付ければいいということではありません。
せっかくならば、ユーザに見つけてもらえるようなコンテンツにしたいですよね!
ここでは、初心者でも分かりやすく検索順位を意識したコンテンツタイトルの付け方について解説します。

コンテンツのタイトルは検索クエリで重要な一文

弊社のメディア「横浜で暮らそう」では、課題解決型のコンテンツと地域ニュース情報を発信しています。
運営するにあたり、ニーズの高い人気コンテンツを常に生み出すことが必要となります。
この「ニーズの高いコンテンツ」はどんなものが当てはまるのでしょうか?
今回は、夏休みの時期に読んでもらうことを想定し、タイトルとテーマを作成してみました。

コンテンツタイトルを考える上で3つの確認すべきこと

私が行っている、コンテンツのタイトルを考える上で確認すべきことはおもに以下の3つです。

  1. 検索するユーザーの気持ちになる
  2. Googleトレンドなどで季節キーワードが検索される時期について知る
  3. Googleシークレット検索からユーザーの気持ちを汲み取る

検索するユーザーの気持ちになる

ユーザーを意識したブログを作るには、「検索する人の気持ちを考えること」が大切です。
読者が「知りたいことがちゃんと書いてある!」と感じると、そのブログに満足してもらえますし、検索エンジンからも高く評価されます。
また、正しいキーワードを使うと、より多くの人にブログを見つけてもらいやすくなります。
つまり、読者の気持ちを考えることがブログの成功につながります。

たとえば「夏休みを楽しみにしている人」について考えてみましょう。
その人が「いつ、どこに行って、何をしたいのか?」という気持ちを理解し、その気持ちに合ったタイトルを考えることが大切です。

Googleトレンドで季節キーワードが検索される時期について知る

Googleトレンドで「夏休み」というキーワードを詳しく調べてみましょう。
これで、多くの人がいつ頃から「夏休み」について興味を持ち始めるのか、検索の傾向が分かります。

グラフを見ると、「夏休み」というキーワードの検索は「6月上旬」から少しずつ増え始めていることが分かります。この時期になると、多くの人が夏休みの予定を立て始めているのかもしれません。
そして、小学生をはじめとする学生たちが夏休みに入る「7月下旬」になると、検索数はピークに達します。
人々が一般的に「夏休みの過ごし方」や「旅行の計画」を詳しく調べ始める時期と言えます。

このような傾向から、「夏休み」に関する情報をブログやウェブサイトで発信する場合、「6月上旬」から準備を始め、遅くとも「7月上旬」までには公開することが大事です。
そうすることで、多くの人が必要とする時期に合わせて情報を届けることができるのです。
このタイミングを逃さずにコンテンツを公開することで、たくさんの人にブログを見てもらいやすくなります。

SNSを使うと、ブログの内容をもっと良くしたり、多くの人に見てもらうことができます。たとえば、InstagramやX(旧 Twitter)で「#夏休み」や「#旅行」などのハッシュタグを検索すると、どんな投稿が人気なのかが分かります。
こうして、今どんな「遊び場所」や「観光地」また「おいしいお店」が注目されているのかを知ることができるのです。

SNSの人気投稿を参考にすることで、みんなが実際に興味を持っていることや話題になっている場所を知り、それをブログに取り入れることができます。
たとえば、人気のある観光地やカフェ、楽しいアクティビティを紹介することで読んでくれる人の興味を引くことができます。

Googleシークレット検索からユーザーの気持ちを汲み取る

最後に、Google検索の「シークレットモード」を使って、検索結果からユーザーの気持ちを読み取ってみましょう。

シークレットモードを使う理由は、自分の検索履歴や興味が検索結果に影響しないようにするためです。
これによって、より正確に一般の人たちが見ている検索結果を確認することができます。

検索結果には「検索ボリューム」というものもあります。
検索ボリュームとは、そのキーワードがどれくらい検索されたかを示す数字です。
月ごとの「月間検索ボリューム」で表示されることが多く、この数字が大きいキーワードで上位に表示されることができれば、多くの人に自分のサイトを見てもらえるチャンスが増えます。

「検索キーワード=ユーザーのニーズ(必要としている情報)」ということが分かります。
そのため、ユーザーが「何を知りたいのか」「どんな問題を解決したいのか」ということを考えて、それに応えるコンテンツを作ることが大切です。
ここまでで、どんなテーマでどの方向性でコンテンツを作るかが決まりました。

では、次に「横浜 夏休み」というキーワードを使って、どんな情報が求められているのか見てみましょう。

  • 横浜 夏休み イベント
  • 横浜 夏休み 小学生
  • 横浜 夏休み いつまで
  • 横浜 夏休み いつから
  • 横浜 夏休み 短い

これを踏まえて、「横浜 夏休み お出かけ」と「横浜 夏休み 遊び場」というキーワードに注目してみましょう。検索ボリュームを確認すると、「横浜 夏休み 遊び場」よりも「横浜 夏休み お出かけ」の方がたくさん検索されていることが分かります。そのため、「遊び場」よりも「お出かけ」に関するタイトルを使う方が、多くの人に見てもらいやすくなります。

その後、いくつかのサイトを見て、どんな情報が人気なのかを調べました。その結果を元にタイトルを付けると、こんなコンテンツを作ることができます。

夏休みに横浜へお出かけ おすすめスポット10選 – 横浜で暮らそう

コンテンツではユーザーのニーズを掴むタイトルを!

コンテンツのタイトルは、コンテンツの顔となる一文です。
タイトルはユーザー目線に立って付けることが最も読まれやすい近道です。
まずは「読んでみたい!」と思ってもらえるようなコンテンツにする必要があります。
その上でSEOやトレンドを理解し、タイトルを検討してみましょう!
ユーザーを意識したコンテンツタイトルの付け方は初心者でも始めやすいため、今日から始めてみませんか?