行政のウェブサイトに関わる時。
民間ではあまりみられない独特な仕様があります。
ハマ企画は行政の仕事をいくつか手掛けており、経験を元にお伝えいたします。
目次
「行政のウェブサイトで大切なこと」行政のウェブサイトは税金で制作され、運営されています。
そのため、例外なく国民が閲覧できるウェブサイトであることが大切です。
そのため、行政のウェブサイトは、ユーザビリティ、アクセシビリティ、情報の分類への配慮が必要です。
行政のアクセシビリティは国で定めた JIS X 8341-3 を参考にする必要があり。
JIS X 8341-3に掲載されている項目をもとに 該当行政ウェブサイトがどこを目指すのかを宣言しなければなりません。
そこにはA、AA、AAAとあり。
JIS X 8341-3のA、AA、AAAに対する品質担保を定期的に評価し、報告する必要があります。
そのため、サイト制作やコンサル側でもアクセシビリティの知識は必須となります。
ユーザビリティについては、ヒューリスティック評価やアンケート調査、ユーザビリティテストなどとさまざまな手法があります。
行政ウェブサイトの場合は、アンケート調査を行い、その結果を持って定量的に評価をします。
また、アクセス解析ツールを使って仮説をたてた上で課題を導きます。
行政ウェブサイトは10,000以上のページであるため、サイトの構造を整理ずる情報整理や、ページを使いやすくする構造整理の提案を求めてきます。
サイトエクスプローラーなどのソフトで解析をすることもありますが
量が多いため、ページリストの出力は行政のご担当にお願いをして、出力されたリストを元に整理をします。
整理のコツは利用者毎に整理すること
・主な利用者(自治体の場合、市民)
・外部利用者(自治体の場合は、訪問者)
・法人(入札や申請関係)
・プレス(報道資料など)
ほか
組織がたの情報整理をすると、利用者が混在されましので、
利用者を区分しながら工夫する必要があります
行政ウェブサイトの仕様書を読むこと。
読解力が必要です。
また、要求については、要求順でのシナリオも大切。
委託方法のほとんどがプロポーザルであるため、提出書類は印刷を求められます。
必要ページ、必要部数を確認し、印刷したものを提出時間までに持参または郵送。
締め切りから逆算をして提案書を作成しなければなりません。
例外はありません。
最後に委託される業者には資格が必要な場合があります。
それは国の資格であったり、行政毎の資格ですので、参加できるのか必ず確認をしてください。(落札した場合は、必ず公示されます)