マイクロコンバージョンとKPI。
マイクロコンバージョンとKPIについて、マイクロコンバージョンはマーケティング用語で、KPIはマーケティング用語でもあり経営の指標にもなります。
今回は、一般論ですがいつもより専門的なお話になります。
目次
マイクロコンバージョンは、マーケティング用語とお伝えいたしましたが、広告業界やウェブ解析界隈でもよく使われる言葉です。
マイクロコンバージョンはマイクロなコンバージョンです。
コンバージョンは転換や変化という意味を持っているのですが、業界としては成果や売上に置き換えられます。
広告を出して、お問合せを獲得することをコンバージョン
コンテンツマーケティングを行い、お問合せを獲得することもコンバージョン。
コンバージョンそのものはお問合せの数ですので、そのお問合せを売上などに変える必要があります。
だからコンバージョンと言います。
ちなみに不動産業界でも、コンバージョンという言葉を使います。
不動産業界のコンバージョンは、住居がカフェに変わる、つまり元々の目的があった不動産の用途が変わる時に使います。
さて、本題に戻り売上の元になるコンバージョン。
その会社にとって、売上がとても重要な指標であれば、それを経営側ではKGIという言葉に置き換えます
(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)
KGIのために存在する指標がKPIです。
(*Key Performance Indicators:重要業績評価指標)
実は、会社にとってコンバージョンはKPIになりますが、ウェブマーケティングにとってのコンバージョンはKGIになります。
なぜなら、KGIから先は、ウェブマーケティングでは計測が難しくなるからです。
コンバージョンは2種類あります。
マイクロコンバージョンとマクロコンバージョン。
(セカンドコンバージョンとファイナルコンバージョンという人もいます)
ウェブサイトでお問合せが入った場合のコンバージョンは、マクロコンバージョン。
ウェブマーケティング上ではKGIにあたります。
マイクロコンバージョンは、お問合せを最大化させるきっかけとなる指標です。
例えば
など
「KGIのために存在する指標がKPIです。」とお伝えしましたが、
KPIはKGIを最大化させるためのきっかけとなる指標です。
あるKPIの数値が大きくなればKGIも増える
これはマイクロコンバージョンの数字が大きくなれば、マクロコンバージョンも増える
同じ意味です。
ここでわかることはマイクロコンバージョンはKPIと同じなので、
マクロコンバージョンを最大化させるためにはマイクロコンバージョンの設定も大切になってきます。
ウェブマーケティングでマイクロコンバージョンは大切な理由は、この前に書いた通り「マクロコンバージョンを最大化させるためにはマイクロコンバージョンの設定も大切になってきます。」ということです。
広告で例えると、コンバージョンがでない、コンバージョンの量が少ない
広告のキャンペーンで、機械学習をすすめるためにマイクロコンバージョンを設定して、最適化させます。
マイクロコンバージョンを正確に設定していくと、コンバージョンがでるようになります
嘘のような話ですが、かなり高い確立でコンバージョンがでるようになるのです。
自動学習でのマクロコンバージョンがコンバージョンを最大化することが実証されているのなら、ウェブマーケティングではマイクロコンバージョンを設定しない理由はありません。
KPIとしてのマイクロコンバージョン。
とても大切ですので、ウェブマーケティングをすすめる上で必ず設定をしてください。
設定のヒントはユーザ行動であり、ウェブ解析です。