ウェブサイトで問い合わせを増やしたい、取引先を増やしたい
そのためにはウェブサイトを分析することです。
ウェブサイト分析(ウェブ解析)の専門家が分析についてざっくりお伝えいたします。
目次
あなたのウェブサイトの目標を何にしますか?
これらの数(指標)を目標にしていつまでに達成するのかを明確にしましょう
ただ目標だけを追いかけると次のような現象がおきます。
そこで大切な思考がKPI(重要業績評価指標)
「目標を達成するためには、ここと、ここと、ここの数字に注目して変化させるといいよ」
そのポイントがKPIなのです。
このふたつをを数で表します
Googleの検索結果で◯◯というキーワードを上位表示させ訪問を促そう
→ 現在30位なのを1位にしてCTR(クリック率)を20%にする!
人気のあるページにリンクボタンを設置していろんなページを見て回れるようにしよう
→訪問者あたりのページ閲覧数を1.6から20%増加させて1.9にしよう!
Lean AnalyticsというKPIの教科書を読むと、KPIについては更に学べます。(数字ではなくて率で表そうなどと出ます)
ウェブサイトの目標やKPIが定まると、数字を達成するためにウェブサイトの改善をすすめることになります。
改善するポイントはKPIさえ定めていれば大体パターンは決まっています。
改善するポイント、つまりKPIや目標に届かなくしている箇所をボトルネックといいます。
ボトルネックをどこにするのか
これを目標にしたとしましょう。
お問い合わせが増えない理由
フォームの数が多い・わかりづらい(フォーム改善がボトルネック)
→改善するポイントはフォーム入力の数を最低限にする、
入力エラーが表示されていて先へすすめない、わかりづらい場合、入力エラーにならない要素に変える
これでフォーム離脱が減ります
お問い合わせフォームへのボタンがどこにいるのかわからない
→改善するポイントはわかりやすく目立たせる
フォームの導線ができて離脱が減ります。
これはほんの一例です。
他にもたくさんあります、あとはデータを見ながら想像力をみがきましょう。
ということで想像力
解析業界やマーケティング業界では仮説と言います。
午前中訪問したユーザが検討をして夕方再び訪れて問い合わせをしたのでは?
このユーザは、担当であるけど決裁権者ではないので検討をする理由があったに違いない
こんな仮説をたてるためには、あなたがデータからどのくらい想像できるかということです。
想像に大切なのは、施策をたくさん経験したり、リアルで体験をしたり
場数を踏むということです。
想像力を磨けば、その分 仮説が立てられるようになります。
仮説が立てられるようになったら次のステップです。
上ではアクセス解析で、ここではウェブ解析と混乱しますね。
少し説明補足
なのでウェブサイトを分析するのなら売上につながるところまで深く分析する必要があります。(だからウェブ解析)
そのために大切なのが「勝パターン」をつくること
少なくてもかまいません
1回でもウェブサイトから問い合わせがあれば、その問い合わせの要因を徹底的に分析しましょう。
その分析結果をウェブサイトの改善に活用をすれば再現する可能性はあります。
再現できない場合は再現できるまで繰り返し改善施策をうって行きましょう。
ここまでお伝えした内容はウェブサイト分析の基本中の基本です。
そしてこれはやり方にしか過ぎません。
大切なのはあり方です。
あなたのウェブサイトの目的はなんですか?
もし「売上を伸ばすこと」であるならば
「売上を伸ばすとどうなるの?」です。
あなたの会社が売上を伸ばすことでお客さんはどうなれる?
社員はどうなれる?世の中はどうなれる?
ということです。
これは経営者じゃないと答えられないですね。
いずれにしてもウェブサイトの目的は大切
そしてウェブサイトで紹介してる商品やサービス
あなたの会社の存在目的も明確にしましょう。
ということでウェブサイト分析はとても簡単です。
やり方はね。
これを自社で実践すればいいのです。
ただし時間はかなります。
1年、3年、5年と。
そこでウェブ解析を業としている私たち
私たちはなぜ存在するのか。
そんな時間を短縮させるための経験を持っているからです。