※Google アナリティクスをアクセス解析ツールとして利用します。
Web解析は成果分析から始める
Web解析をはじめたばかりの人が陥りやすいのが、「セッション数やページビューをみる」マクロ解析というマクロ視点での基本的な解析ですが、
効果的かつ実践的なWeb解析をすすめるのならば、成果分析から始めましょう
普通はコンバージョン系グループのレポートをみてしまいますが、ここでは成果にたいするコンバージョン系のレポートで傾向をつかむより成果軸で考える各種分析視点が必要です。
つまり、いくつかのポイントの中から、成果(コンバージョン)が指標として出ているレポートに目を向けます。
集客分析からわかる可能性
今回は集客分析を成果軸で考えます。
傾向としてデフォルトチャネルグループを閲覧することもようのですが、そのままではノイズが多いため成果軸で閲覧します。
例)[集客][チャネル]
ここでは成果につながる集客元(デフォルトチャネルグループ)がわかります。
成果を出しているのは新規セッションがより少なく直帰率が低いことがわかります。
※ここではChromeのTableBoosterという拡張機能を利用しています
この例で深堀りをする場合、「コンバージョンと集客(デフォルトチャネルグループ)」で成果につながるセグメントをすると次のようなレポートになります。
リピートの回数です。
これは、最近の傾向として、一回のセッションに対するページビューより再訪を促すことで、成果につながりやすいことがわかります。
集客分析に対する施策
このレポートからわかること「再訪促進=成果」であるならば、再訪促進を施策としてすすめます。
- リマーケティング・リターゲティング広告の導入
- メールマガジン登録の促進
リマーケティング・リターゲティング広告の導入
この広告で注意すべき点は、ユーザーが顧客となる時間(リードタイム)が重要です。
長くすればいいというものではなく、このリードタイムが90日ならば、商材により90日前後で設定をします。
広告文や画像もユーザーの気持を想定して制作することが重要です。
メールマガジン登録の促進
無料のMA(MarketingAutomation)などで導入できる仕組みです。
メールマガジン登録の促進はスクロールとポップアップがあり、
ポップアップはユーザーの誤差がお多い可能性があり、成果が遠くなります。
スクロールは、獲得数は少なくともページへのロイヤルティが高いため成果に近いユーザーの可能性があります。
再訪を成果につなげるメッセージ
再訪を成果につなげるためにはメッセージが重要です。
販売を促進するよりサービスのよいところや、サービスの事例紹介。
解決したいコンテンを再訪ユーザー向けに用意しましょう。
Web解析で成果がでても謙虚に受け取るべき
Unsplash / Pixabay
これら施策をもとにPDCAをまわし、最適化ができ成果として数値があがっても謙虚に受け止めましょう。
自社のWebだけの施策ではなく、他部署のリアルな活動の協力や外部環境の変化もあります。
成果レポートを出すと同時に必ず現場でヒアリングを行い、謙虚に受け止め、次の行動へつなげましょう。
効果的なWeb解析をすすめる分析方法:集客分析
Alexas_Fotos / Pixabay
この記事は、集客分析を軸にすすめてまいりました。
集客だけではなく、他の分析でも効果的なWeb解析のすすめる分析方法はあります。
集客分析は、他のサービスやサイトでも「比較的」使いやすい分析方法です。
皆さんのお役にたてれば幸いです。
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