ウェブアクセシビリティ対応・準拠が難しい理由(1)でウェブアクセシビリティ対応・準拠までは段階があるためにウェブアクセシビリティ対応・準拠が難しいことを書きました。
今回はもう一つの理由についてです。
目次
ウェブアクセシビリティの対応状況をチェックするツールとして「miCheker」が総務省から提供されています。
miChekerでは機械的に判断できる問題を洗い出してくれます。(下記URLよりダウンロードが可能です)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/b_free/michecker.html
対象ぺージのURLを入れるとどの部分が問題なのか、達成基準のどこに当てはまるのかが表示されます。
ただ、すべての問題点を指摘してくれるわけではありません。
画像に適切な代替テキストが入っていないというのは分かっても、代替テキストの内容が画像を正しく説明しているのかまでは機械で判断できません。(たとえば「にんじん」の画像に「ピーマン」と入っていたとしても、機械では代替テキストが入っているので問題ありとは指摘してくれません)
その他、miChekerで指摘してくれる項目の「問題あり」以外の「問題の可能性大」「要判断箇所」「手動確認」については人の目で判断する必要があります。
機械で判断してくれる項目よりはるかに多いことがわかります。
公的機関に準拠が求められている適合レベルAAの達成基準は36項目あり、調査ぺージ毎にこれらの項目をチェックします。
そのため、対応状況のチェックをする人員を確保しなくてはならず、さらにウェブアクセシビリティの知識も必要なためウェブアクセシビリティ対応・準拠が難しいといえます。
ハマ企画ではウェブアクセシビリティ対応・準拠支援サービスを行っております。
経験豊富な専門スタッフがホームぺージの診断・調査を行い、
ツールだけでは判断できない問題点と改善方法をご報告いたします。
さらに問題点の修正・再度チェックをすることで準拠が可能となります。
https://hamakikaku.co.jp/service/consulting/webaccessibility
ホームぺージのアクセシビリティ対応してみたいけどどうすれば、と悩んでいる方、ぜひお気軽にご相談ください。