障害者雇用、ホームぺージも対策しましょうでウェブアクセシビリティについて書きましたが
ウェブアクセシビリティはどのような方が対象で具体的にはどのように対応していけば良いのでしょうか?
目次
色覚障害の方には文字色と背景色のコントラストがはっきりしていないと情報が正しく伝わりません。
文字色と背景色にはこれらの色は使わない、グラフの色も色をつけなくてもわかるようにするなどの工夫が必要です。
出典:総務省 miChecker達成基準別活用法.pdf [適合レベル A] 達成基準 1.4.1 の紹介より
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/b_free/michecker.html
また、お問い合わせフォームなどの必須項目で「赤は必須項目です」といった表現ですと赤が判別しづらい色覚障害の方にはどこが必須かわかりません。
必須項目には【必須】と入れるなど色だけに頼らない方法を心がけることで色覚障害の方にも伝わるホームぺージになります。
目から情報を受け取れない視覚障害の方が使用するのが「音声ブラウザ」「スクリーンリーダー」と呼ばれる、テキストを読み上げてくれるツールです。
情報が画像のみでテキストで説明がない場合には視覚障害の方は情報を得ることができません。
画像には適切な代替テキストを入れることや、また余計な情報を入れすぎない(見栄えで置いたアイコン画像の代替テキストに「アイコン」と入れるなど)ようにしましょう。
また、基本的に音声ブラウザはホームぺージに書かれたテキストを上から順に読み上げていきますが
適切な見出しが設定されていると見出しから見出しに飛ばすことができ、自分に必要な部分のみを読み上げることができます。
そういった意味からも見出しを適切に使うことも必要です。
聴覚障害の方は動画コンテンツの音が聞けないため、動画には必ず字幕を付ける、
動画の内容を別途テキストにおこすなど音だけでなくテキストで情報が受け取れるようにするなどの
配慮が必要です。
ホームぺージがキーボードのみで使えるようになっていないとマウスが使えない方はホームぺージを
使うことができません。
キーボードで必ずぺージ遷移やお問い合わせができるようにしましょう。
今回は例を4つ挙げましたが必ずしも障害者のためだけではなく
視力・聴力が衰えてくる高齢者やケガで手が上手く使えない方などに向けての対応でもあります。
できるところから一つずつ対応していきましょう。
ハマ企画ではウェブアクセシビリティのチェックサービスをおこなっています。
チェックすることで今後どのようにホームぺージを改善すればよいのかがわかります。
ホームぺージのアクセシビリティ対応してみたいけどどうすれば、と悩んでいる方もぜひお気軽にご相談ください。