受注につながる電話対応の良い会社

今はメールの時代。
会社でやり取りされる連絡も、電話やFAXは時代遅れ。
得意先もそう、問い合わせもそう。
ともすれば…メールすらも時代遅れで、今やチャットやメッセンジャーツールを導入している企業も多いかもしれませんね。
しかしながら!
まだまだメールが主流の会社もたくさんあることと思います。
電話だってそう。
「電話をまったく使っていません。一本もかかってきません!」
という会社は、なかなか無いのではないでしょうか?
であれば…
せっかくかかってきた電話、有効に活かしませんか?
活かすも殺すも、あなた次第です。

電話対応が良いと成果につながる

問い合わせの受け答え次第で成果が変わります。
こちら側から営業をかけなくても、わざわざ、あちら側から電話をかけてきてくれているのです。
当然、何かがあってかけてきているのでしょう。
それをどう扱うのか?
その意図を汲み、相互の関係を築けば…
「今すぐ」という瞬間ではなくても、どこかのタイミングで仕事につながったり、縁がつながったりするものです。
実際、私は過去、それを積み重ねて成果を出してきました。

営業電話は迷惑でしかないのか

私自身、仕事でよく電話を使っていますが…
電話の相手が「上手いなぁ~」と思わせる受け答えをする人と、「下手でもったいないなぁ~」と感じる受け答えをする人の2通りがある…と、常日頃から思っていました。
今回はそんなことを書いてみようと思います。
あなたは「ま~た営業電話だよ、うるさいなぁもう!」とよく考えず、盲目的にぞんざいな扱いをしていませんか?
もちろん、営業電話が本当に必要ない会社もあるでしょう。
そういう会社であれば、一切をお断りする方が合理的かもしれません。
しかし…
電話の内容が、ただの営業なのか? 問い合わせなのか? すぐに判断することが難しいケースもあります。
自分にとって有益な電話の時だけ、すぐさま態度を丁寧に変える…なんて芸当はかえって難しいのではないでしょうか?
ふだんから、スタンダードな対応としていくつかの点を気をつけていれば、
いつも通りの電話対応で十分上手に会話できると思います。

電話は2番目に誠意がある

あなたは好きになった異性に、どうやって想いを告白しますか?
LINEですか? チャットツールですか?
メール? 電話?
できれば、直接会って想いを伝えたいですよね?
相手だって、直接伝えてほしいと感じるのではないでしょうか。
それが誠意ある態度だと感じます。
それでは、直接会うことが叶わない時はどうしますか?
それは「電話」ではないでしょうか。
電話は、直接会うことに次いで、2番目に誠意ある態度であるとも言えるのです。
同じように考えてみてください。
お客さまに迷惑をかけてしまって、謝罪する時。
遠く離れた両親の安否を尋ねる時。
直接会うことが理想だけれども…、それが叶わない時。
あなたはどんな行動をとるのでしょう?

電話を仕事で活かそう

電話対応が上手になると、問い合わせの電話から受注につなげられる「率」が上昇します。
営業電話からでも仕事につながる情報を得ることで出来るようになります。
よい電話対応の例

  • 口調は明るく
  • 自分が話す時は穏やかに、しかしハッキリ聞こえるように
  • 相手のことを知ろうとしているか
  • 電話してきている相手はどんな人か「想像」しているか
  • 相手の言葉で聞き取れなかった内容はくり返して尋ねる
  • 相手の話の趣旨がわからなかったなら「こういうことですか?」と聞く
  • 「相互」の関係を築けるか
  • すぐさま感謝できるか

などがあげられます。
いかがでしょうか?
これらはたぶん…
ふつうの会話」「コミュニケーション」との差はほとんどないと思います。
電話越しで、見ず知らずの人との会話ですが…コミュニケーションなんですよね。
コミュニケーションが上手になれば、もちろん、仕事にも影響してくると思いませんか?
無愛想な接客業の人は、やっぱり成績もよくなさそうです。
電話も変わりません、その電話がただの時間の無駄に終わるのか?
「次に」つながる「何か」にできるのか、それはあなた次第なのです。

電話対応が良い会社は成果につながる

問い合わせの受け答え次第で成績が変わります。
相手の意図を汲み、お互いにとって良い関係を築けば…
「今すぐ」ではなくても、どこかのタイミングで仕事につながったり、縁がつながったりするものです。
世の中、案外せまいものですからね。