「ホームページを作ったのに、問い合わせが来ない」「制作費用をかけたのに、売上につながらない」。このような悩みを抱えている企業は少なくありません。
ホームページは、正しく活用すれば強力な集客・営業ツールになります。しかし実際には、多くの企業がホームページの効果を実感できずにいます。その原因は、ホームページ自体に問題があるのではなく、効果を出すための取り組み方に問題があることがほとんどです。
では、成果が出る企業と出ない企業の違いは何でしょうか?この記事では、効果が出ない根本原因と、具体的な改善策について解説していきます。
視点1、そもそもホームページの効果とはどんなこと? 根本を考えてみる
ホームページの効果と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。集客数の増加、売上アップ、認知度向上、問い合わせ件数の増加など、さまざまな指標が考えられます。
・集客?
・売上?
・会社を知ってもらうこと?
・商品を知ってもらうこと?
これらはすべて「効果」と呼べるものですが、最も重要なのは現状を測定できる状態にすることです。
しかし、効果を知るには現状を知らなければ効果が出ているのか出ていないのかわかりませんよね?
・集客→元々どのぐらい集客できているのか?
・売上→元々どのぐらいホームページから売り上げを上げているのか?
・会社を知ってもらうこと→これを図るのは難しいですね・・・
・商品を知ってもらうこと→これは集客や売り上げにつながってくるので直接ではありませんが、
何度も商品をホームページから買ってくださるお客様や商品に対してリピートしてくださるお客様
がいれば図ることは可能ですね。
「効果」
という言葉、調べると以下のように出てきました。
※goo国語辞書より引用
「ある働きかけによって現れる、望ましい結果」
ある働きかけによって現れるそうです。
働きかけないといけませんね。
それがあって現れる望ましい結果です。
これが 「効果」です。
視点2、効果を出すには「働きかけ」がないと、効果がない
効果を出すためには「働きかけ」をしなければなりません。
「働きかけ」という何かの行動が必要です。
効果を出すための「働きかけ」にはどんなことが考えられるでしょう?
・デザインを見直す?
・お問い合わせボタンを増やす?
・電話番号を掲載する?
・スマートフォンの対応をする?
・「何か」「どこか」を変更してみる?
効果が出ないホームページは「やみくもに」こんなことをしていませんか?
「働きかけ」を行うにも、もう少し突っ込んだ視点から「働きかけ」をしてみることを考えてみます。
・デザインを見直す? なぜそのデザインを見直すことになったのでしょうか?
・お問い合わせボタンを増やす? お問い合わせが無いのはボタンが少ないからでしょうか?
・電話番号を掲載する? 電話番号を掲載したところで電話は増えるでしょうか? 電話の対応の社内体制は整っているのでしょうか?
・スマートフォンの対応をする? あなたの会社の商品・サービスはスマートフォンでのアクセスは何%ぐらいあるかご存知でしょうか?
・「何か」「どこか」を変更してみる? 何をどこを、どう変更するのでしょうか? それはなぜ変更するのでしょうか?
いかがでしょう、「なぜ?」には「なぜなら~」が必ずありますから、「なぜなら~」を考えることも必要ですね。
まとめると、効果を出すには「働きかけ」が必要であり、効果を測るには「Before/After」のデータが必要です。そして、目標がなければ、成功も失敗も判断できません。
現状把握ができていない状態でホームページを改善しても、効果測定は不可能です。まずは現在のアクセス数や問い合わせ数を把握することから始める必要があります。
視点3、ホームページで効果がない原因はどこにあるのか?
あなたの会社の商品・サービスはだれに向けたものですか?
あなたの会社のホームページはあなたの会社の作りたいように作っていませんか?
あなたの会社のホームページは見た目ばかりにこだわっていませんか?
あなたの会社のお客様はあなたの会社の何を知りたいのでしょうか?
効果がない原因はココ! その1:あなたの会社の商品・サービスは誰に向けたものですか?
「うちの商品・サービスは売れればいい!」 まぁそりゃそうですねw どこでもそうですよねw
でもこのご時世、あの大手Amazonは、もうご存知の方もたくさんいると思いますが、
Amazonでこれまで買った商品からその人が好きそうな商品をAmazonが選んでオススメをしてくれますよね?
「このお客様はこんな商品を買っているから、もしかしたらこんな商品も好きで買ってくれるかも?」
あの大手Amazonでさえ、いやあの大手だからできるのかもしれませんが、Amazonの利用者数は3千万人以上といわれています。
そんなところがそんな細かいところまでお客様一人ひとりの行動を考えて、対策をしているのです。
例えばなしですが、
小学校入学前の親御さんに向けて、ランドセルを宣伝するのと、
小学校にすでに入学して、2年生や3年生の親御さんに宣伝するのではどうでしょう?
ランドセルを持っている人に宣伝しても、これから買おうとしている人に宣伝した方が確立は全然高いですよね?
あなたの会社の商品・サービスはだれに向けたものですか?とはつまりそういうことなのです。
これから、利用しよう、買おうと思っているひとがあなたの会社のお客様なのです。
すでに利用している人に宣伝するより、効果があると思いませんか?
例えが少し極端ですみません。
ターゲットを明確にするには、ペルソナ(理想の顧客像)を設定する必要があります。
年齢、性別、職業といった基本情報に加え、抱えている悩み、予算感、情報収集の方法などを具体的に定義します。
そして、そのペルソナが検索しそうなキーワードをリストアップし、それに対応するコンテンツを作成していくのです。
効果がない原因はココ! その2:あなたの会社のホームページはあなたの会社の作りたいように作っていませんか?
「これは載せたい、これは絶対載せなきゃだめでしょ!」 それ、あなたのお客様に聞きました?
原因その1と同じことではありますが、あなたの会社の商品・サービスを利用したい人は「誰」で「何」をしりたいのですか?
自分たちの視点でホームページを考えるとこういうことになりがちです。
ホームページを作る基本はあくまでもお客様、ホームページを利用する人の視点が最も大切です!!!
効果がない原因はココ! その3:あなたの会社のホームページは見た目ばかりにこだわっていませんか?
もうだんだんわかってきましたね?
あなたの会社のホームページを見るのは「誰」ですか?
あなたの会社の社長? 経営陣?
違いますよ。
あなたの会社のホームページを見るのはあなたの会社の商品・サービスを利用する「お客様」です。
効果がない原因はココ! その4:あなたの会社のお客様はあなたの会社の何を知りたいのでしょうか?
例えば自分が消費者、つまりお客様で、何か商品を買おうとしている時、
スマートフォンを買うとしましょう。
スマートフォンを買うとき、いや、それ以外でも構いませんが、買う前に調べますよね?
調べませんか?(そういう方もいらっしゃるとおもいます。)
自分の場合は調べて、比較してから最終的に値段、サービス、等で買うところを決定します。
スマートフォンを調べるとき、機種がわかっている場合ならメーカーサイトで全体のサイズや画面サイズ、RAMやROM
カメラの性能、メモリー、ハードディスク容量など知りたいですよね?
実際に手に持った感じとか大きさの感じとかわかればもっとありがたいですよね?
これもこれまでの原因とまったく同じです。
お客様はあなたの会社の商品・サービスを利用するにあたって何を知りたいのか?
お客様の視点になって考えまくる必要があります。
何ならお客様に聞いてみてもいいでしょう。
商品・サービスを利用する視点に立つこと
この視点が非常に重要なのです。
効果がない原因はココ! その5:根拠のない「やみくも改善」をしている
効果が出ないホームページの共通点は、データに基づかない改善を繰り返していることです。
たとえば「デザインを見直す」という改善施策を考えたとき、なぜそのデザインが問題なのか、ヒートマップで離脱箇所を確認したのか、といった事前調査が必要です。「問い合わせボタンを増やす」のであれば、現在のボタンのクリック率を把握し、ユーザー導線を分析しているでしょうか。
電話番号を掲載するなら、電話での問い合わせを望むユーザーの割合や、社内の受付体制が整っているかを確認すべきです。スマホ対応をするのであれば、現在のアクセスの何%がスマホからなのか、業界平均と比較してどうなのかを知る必要があります。
正しい改善の進め方は、まず現状分析としてGoogleアナリティクスで数値を確認し、データから問題点を特定して仮説を立てます。そして改善を1つずつテストし、改善前後を比較して効果を測定します。このPDCAサイクルを継続的に回していくことが重要です。
注意すべきは、複数の改善を同時に行うと、何が効果を生んだのか分からなくなるという点です。1つずつ検証していくことで、再現性のある改善ノウハウを蓄積できます。
| 改善施策 | 実施前に確認すべきこと |
|---|---|
| デザインを見直す | なぜそのデザインが問題なのか?ヒートマップで離脱箇所を確認したか? |
| 問い合わせボタンを増やす | 現在のボタンのクリック率は?ユーザー導線は分析したか? |
| 電話番号を掲載 | 電話での問い合わせを望むユーザーは何%?受付体制は整っているか? |
| スマホ対応する | 現在のアクセスの何%がスマホ?業界平均は? |
視点4、ホームページにお金をかける?お金をかけない?
ホームページはだれでも簡単に作ろうと思えば作れます。
因みに弊社ハマ企画ではこんなサービスも行っていますよ。
ペライチ
「おどろきの簡単さ、早さ、安心を提供
だれでもあっという間にホームページが作れます。」
すみません、話がすこしそれました。
デザインだけを良くしたいならデザインを個人のデザイナーに頼んで
制作も個人の制作者に頼めば安くできるかもしれません。
社内でちょっと作れる、いじれる人がいればそれでもホームページはせいさくできますよね。
ですが、ホームページを作る上でプロとアマチュアでは圧倒的な見た目の安心感や
実際の内部の構造(具体的にはHTML)が全く違います。
それももちろんですが、これまでお話しているように、あなたの会社の商品・サービスを利用するお客様
についての調査、設計を行った上でホームページを作成します。
物凄く簡単にご説明すると・・・
- 自社のサービス、商品のいいところは何なのか?どんな技術やサービスを提供できるのか?
- そしてそれらには需要(市場)がどれくらいあるのか?
- その需要はこれまで成長しているのか、今後どうなっていくのか?
- 同業他社でうまくいっているところは?何をしている?どんなことをしている?
のような調査および、作業を行い、ホームページの基礎を作っていきます。
つまり、ただ単に「決まったページをキレイなデザインで作る」ということではないのです。
デザインよりもむしろ中身が大切なのです。
そのホームページを見るお客様が使いやすい、とか、探してたものがすぐ見つかる、とか
そういったことの方がよほど大切です。
ホームページで効果を求めるならば、お金はある程度かける必要がある!
視点5、効果を計測すること!
視点1で少し触れましたが、もともとのデータがどのようになっているかがわからないとその効果は
まったくもって図ることができません。
効果が出たか出なかったかがわかりません!
これではもったいないではありませんか?
効果を測定する上でのポイント
できるだけ正しく数値がとれるように環境設定を整えることが大切です。
例えばGoogleアナリティクス(GA4)などの設定は最低限行いましょう。
Googleアナリティクス(GA4)では、訪問者数(セッション数、ユーザー数)、流入経路(検索、SNS、直接など)、人気ページ、離脱ページ、滞在時間などを測定できます。
Googleサーチコンソールでは、検索キーワード、検索順位、クリック率、表示回数、インデックス状況を把握できます。
さらにMicrosoftクラリティなどのヒートマップツールを使えば、ユーザーのクリック位置、スクロール到達率、操作の録画などを確認できます。これらはすべて無料で利用可能です。
効果測定レポートには、前月との比較(増減率)、目標達成率、流入経路の内訳、改善施策と結果、次月のアクションを記載します。月次で定期的にこれらの数値をチェックし、PDCAサイクルを回していくことが、成果を出すホームページ運用のコツとなります。
今すぐできる!ホームページ効果がでるか診断チェックリスト
あなたのホームページの現状を把握するため、以下の項目をチェックしてみましょう。合計15点満点です。
診断チェックリスト
✅️Googleアナリティクスが導入されている
✅️Googleサーチコンソールに登録している
✅️スマートフォンで見やすいデザインになっている
✅️ページの表示速度が3秒以内
✅️ターゲット顧客が明確に定義されている
✅️お客様の声や実績が掲載されている
✅️料金やサービス内容が明確に記載されている
✅️最終更新日が3ヶ月以内になっている
✅️タイトルタグにキーワードが含まれている
✅️見出しタグ(H1〜H3)が適切に使われている
✅️問い合わせフォームが分かりやすい位置にある
✅️電話番号がクリックで発信できる
✅️CTAボタンが目立つデザインになっている
✅️月1回以上コンテンツを更新している
✅️月1回効果測定レポートを確認している
12点以上なら優秀です。継続して改善を進めましょう。
5〜11点なら改善の余地があります。優先順位をつけて対策を講じてください。4点以下の場合は、早急な見直しが必要です。
ホームページで効果を出すためのQ&A
- ホームページの効果が出るまで、どのくらいかかりますか?
-
一般的に3〜6ヶ月が目安です。SEO対策の場合、Googleに評価されるまで3〜4ヶ月かかります。ただし、リスティング広告を併用すれば、業界やキーワードによっては即日から効果測定が可能です。
- 月にどのくらい更新すれば効果が出ますか?
-
最低でも月1回、できれば週1回の更新が理想です。Googleは「定期的に更新されているサイト」を高く評価します。
- 自分で更新できるホームページにすべきですか?
-
はい、更新性は非常に重要です。WordPress等のCMSを使えば、専門知識なしでブログ記事やお知らせの更新が可能です。
- リニューアルとサイト改善、どちらを優先すべきですか?
-
まず現状分析が先です。まずはサイト改善、アクセス数が少ない場合でもサイト改善、アクセスはあるのに問い合わせが少ないならリニューアルを検討しましょう。
ホームページで効果を出すために今日から始めるべきこと
ホームページで効果が出ない理由は、効果の定義が曖昧だったり目的を明確に設定していないこと、データに基づかない改善をしてアナリティクスで現状分析ができていないこと、ターゲットが不明確でペルソナを設定していないこと、プロの視点が欠けており戦略的な設計がされていないこと、効果測定をしておらず月次でPDCAを回していないこと、これら5つの要因に集約されます。
最も重要なのは「継続的な改善」です。ホームページは「作って終わり」ではなく、「育てていくもの」です。月1回の効果測定と改善を続けていけば、必ず成果につながっていきます。
作り時は一生懸命になりあとは放置しておくというのは、ホームページが可愛そうです。
完璧なホームページは存在しませんが、改善を重ねることで、お客様にとって価値のあるホームページへと成長させることができます。
もし自社だけで改善するのが難しいと感じたら、
プロのサポートを検討してみてください。専門家の視点を取り入れることで、より効率的に成果を出すことができます。
競合他社との差別化を図る方法も参考にしながら、継続的な改善を進めていきましょう。
ハマ企画では、貴社の課題に合わせた改善提案を行っています。ホームページの効果でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

