グローバルメニュー上限数(今さら聞けないウェブ構築の初歩)


色んなお客様から仕事をいただくと刺激を受け勉強になります。

今さら聞けないウェブ構築の初歩。

サイトマップを構築し、そろそろデザイン…。

その前にワイヤーフレームの設計を行います。

そこで出てくる議論はトップページの重要性。
私個人的には「トップページ信仰派」の方々とどのようにお話をすすめるかです。

今回は、ブローバルメニュー上限数。

よく「グローバルメニューは7までにしてくださいね」って言う制作会社の方々がいらっしいます。

一般企業のご担当レベルではそのまま承諾いただけるのですが、
官公庁・自治体や経営者レベルですと、必ずその根拠を求められます。

根拠は”The Magical Number Seven<George Armitage Miller>”(マジカルナンバー7)を元にしています。
The Magical Number Seven, Plus or Minus Two: Some Limits on Our Capacity for Processing Information

簡単に説明をすると、
「人がパッと見(短時間、20秒位らしい)をして覚えられる数が7だよ」ということです。
(個人差で±2あるそうです。)

これが我々のユーザビリティとしての中で生きている数字なのです。

ただしこれは絶対数ではありませんし、少なく簡潔であればもっといいわけです。
もう一つ付け加えると、バナーの数もこのマジカルナンバー7を意識するとよいかと思います。

「7では伝えきれない」とご担当がおっしゃる時、
これこそ「トップページ信仰派」の方々の思想なのです。
「トップページ信仰派」への新しいご提案はまたの別の記事でご説明します。

補足
弊社ではグローバルメニューが複数存在します。
・ヘッダーグローバル
・メイングローバル
・フッターブローバル

“7” / Lincolnian (Brian) – BUSY