ホームページ制作も会社経営も同じです。
マーケティング手法を取り入れて事業計画を組み立てる目線からホームページを制作します。
目次
現代はモノやサービスが非常に売れにくい時代になっています。
ライバルも多く価格も驚くほど下げて競争します。
ホームページもそのひとつです。
今やホームページもただ制作し、なんとなく更新するだけでは、
質が良くともサービスが良くともこの厳しい時代を
乗り越えることができません。
ライバルの質もサービスも良くなっているのです。
そんな今の時代だからこそマーケティング手法が必要なのです。
マーケティング手法をを取り入れると現状を理解することができ、
、客観的に自社を見ることができます。
ウェブ業界は技術的な発想にとらわれがちですが、マーケティング
手法を取り入れることにより技術的発想にとらわれずビジネスの
視点から本質を見極めこの厳しい荒波も乗り越えてゆけるでしょう。
インターネット利用者は平成23年末には9,610万人(前年比1.6%増)
人工普及率は79.1%にも登ります。。(総務省情報通信白書より)
これだけインターネットの普及に伴いホームページを制作そして運営
していくにあたり様々な手法がとられてきました。
アクセス解析、SEO(検索エンジン最適化)やリスティング広告、アフィリエイト広告
LPO(ランディングページ最適化)等などこれまではそれぞれの手法でそれなりの結果を
出すことができました。
しかしこれらも随分とやりつくされ、さらには検索エンジンの進化もともない、
各手法の効果が少しずつ出にくくなってきた現在、さらなる広い視点と深い分析、
発信だけでなく、情報を取得するユーザーにも目を向けるマーケティング手法が
今まさに注目されています。
実際には3C、4P、5フォースが役に立ちます。
3Cとは「市場・顧客(Customer)」「競合(Competitor)」「自社(Company)」のことを指します。
・市場・顧客:市場の規模や成長性、購入決定プロセス等を分析し、顧客となる潜在層を把握します。
・競合:競合の数やシェア、戦略、参入障壁等を分析し、競合からどのようにシェアを奪うか・守るかを考える。
・自社:自社の売上高やシェア、ブランドイメージ等を分析し、自社の強み(差別化、資源)・弱みを認識する。
自社の特徴を理解し、市場・顧客に対して、競合とどう差別化していくかを考えるために利用します。
4Pとは「製品(Product)」「価格(Price)」「流通(Place)」「プロモーション(Promotion)」のことを指します。
・製品:品質・機能やブランド、デザインなど
・価格:定価、値引き、利益幅、支払い条件など
・流通:流通経路、販売領域、立地条件など
・プロモーション:広告・販売促進(チラシ等)・人的販売(訪問販売等)・パブリシティ・店頭販売など
マーケティング必要な4Pそれぞれを分析し、どこに強みがあり、どこに課題があるのか、またどこが収益最大化に重要な要素なのかを分析し、戦略を立てます。
5フォースとは「既存競合」「新規参入の脅威」「代替サービスの脅威」「買い手の交渉力」「売り手の支配力」の5つです。
・既存競合:既存の競合を知ることで、その中での差別化要素を理解する。
・新規参入の脅威:参入障壁が新規参入を妨げるが、その障壁の高さや要因を分析する。規模や資本が必要な場合は障壁が高い。また、乗り換えコストが高かったり、製品の差別化が強いと障壁になる。政府の政策・規制も影響を及ぼすことがある。
・代替サービスの脅威:違うサービスが代替力を持つと脅威にさらされる。代替サービスは既存競合の激化にも影響を与える。
・買い手の交渉力:供給が多いと買い手の交渉力が強くなり、価格が下がっていく。自社の強みが強ければ、弱くなる。
・売り手の支配力:メーカー等の仕入先の強さを指す。独占的なメーカーがあると支配力は高まる。また、希少価値の高い骨董品等もどうようである。
この分析では業界を取り巻く環境を理解することで、ウェブでどのような備えや施策が必要かを考えることが出来ます。