12月11日にCSS Nite LP, Disk 20:Webデザイン行く年来る年(Shift5)へ行ってまいりました。
とても面白く参考になるセッションばかりでしたが、今回は長谷川恭久さんの基調講演「我々が知る世界の終り(けど大丈夫)」Webサイト制作の終焉を元にブログを書きます。
まず、上手いですね、オープニングにこのインパクトは素晴らしい。
WordCamp Tokyoの時もやられましたが、今回もやられました。
現場と時代の流れとクライアントと接していなければわかっていない講演内容
目次
2011年は、ソーシャルがより広がり定着した年、インターネットもパソコンだけではなくスマートフォンやタブレットから簡単にアクセスできるようになった年
これにより我々のライフスタイルは更に早く便利に進化したと思う。
例えば商品を購入する時、
今までは
商品情報をCMや広告などで入手
いくつものお店を歩きまわり
自宅で検討して
購入
というじっくり時間をかけた行動だった
現在は、
商品情報を探し
サイトで商品評価を比較し検討
購入
商品に信頼があればある程すぐ即の行動をとっている。
商品情報も昔はメーカーのサイトをみていたが、
今や比較サイトに、モノによってはスマートフォンのアプリで比較し行動をとります。
ユーザーが購買にかけ求めている情報が、メーカや販売店だけではなく我々ウェブ屋にまで変化を求めているわけです。
はやしだいすけさんのブログで箇条書きにまとめていますので、引用させていただきます。
- 人はもうWebサイトに訪れなくなってきている
- 人が集まる場所(ソーシャルメディアなど)に情報が集まってきている
- より早く情報を伝えたい、明日プロモーションがしたい・・・Tumblrなどで実現できる。デザインにかける時間が必要なくなってきている
- ひとはなぜWebサイトに行くの?・・・ひとが求めているものはデザインではなく、コンテンツ
- Webサイトはソーシャルメディアなどに情報を渡し、ソーシャルメディアから人がWebサイトに訪れる
- Webサイトをつくるのは目的ではない
- サイトをつくることにコストが下がり、時間がかからなくなった分、コンテンツを考える時間が増えた
- これからはコーディネートする能力が求められる
【レポート】CSS Nite LP, Disk 20:Webデザイン行く年来る年(Shift5)
スマートフォンのアプリを使うことによりウェブサイトに訪れなくなっています。
ユーザーは情報が取得できればいいのです。
ソーシャルメデイア。人が集まり情報が集まれば検索エンジンからネットサーフィンの必要がなくなった。
ユーザーは情報を選ぶだけなのです。
Tumblrなどで実現できる。デザインにかける時間が必要なくなってきている
早く情報を発信しプロモーション活動をする。
ユーザーも同じことを求めています。
ひとが求めているものはデザインではなく、コンテンツ
デザインで綺麗に魅せる「だけ」いや「より」も内容を求めています。
ユーザーは早くて、わかりやすくて、正確な情報を求めています。
ユーザーが考え検索エンジンからウェブサイトへ流入する動きから
ソーシャルメデイアで情報を捉えウェブサイトへ流入する動きに変わりました。
ウェブ屋である私達に対して発信者や受注者が間違えて依頼をしてくる点です。
ユーザーはウェブサイトを求めているわけではなく商品やサービスを求めています。
もしかして貴方(貴社)ではないかもしれません。
制作会社のコストもさることながら手軽なCMSが登場したことにより、
誰もが早くウェブサイトを公開できます。
だからこそコンテンツを考えて多くのユーザーが求める情報を発信する必要がでてきました。
実は今までもウェブ屋はコーディネート力が必要でした。このコーディネート能力を活かしきれない、提案しきれないことが多かったのですが、ユーザーのニーズ、ソーシャルメデイアやマルチデバイス化の定着により私たちウェブ屋は「コンテンツをコーディネートするチカラ」が必要です。
これからのコンテンツは今までのコンテンツとは違います。
当然原稿でもありません。
一つのコーポレートサイトにあるものでもありません。
ユーザーが情報を素早く取得する方法が沢山あり、
ソーシャルメデイアやCMSに露出する情報は良質のコンテンツである必要があります。
ハマ企画ではクライアントのご依頼をユーザニーズと変化を受入良質なコンテンツになるようコーディネイトしてまいります。
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