生ログの解析からはじまりビーコン型の解析など10年弱、
アクセス解析を行っているとアクセス解析は「絶対ではない誤差がでる」ということは常識になります。
つまりアクセス解析はあくまでも評価基準として捉えます。
目次
そこでGoogleアナリティクスの癖をご紹介
Googleアナリティクスでは直帰をゼロでカウントし、離脱をカウントしないため直帰の多いウェブサイトではページの滞在時間が短くなってきます。
つまり
ページA→iユーザーが7秒、iiユーザーが5秒
この場合は6秒
ページB→iユーザーが7秒、iiユーザーが5秒、iiiユーザーは直帰
この場合は4秒
訪問とページ別訪問は別でありページ別訪問はページ毎に1カウントとしますが、訪問はこれにあたりません。
文言で混乱しますね。
ページA→ページ2→ページ3→ページ2
ページA 訪問1 ページ別訪問1
ページB 訪問0 ページ別訪問1
ページC 訪問0 ページ別訪問1
このカウントから謎の数字が出てきます。
「ユニークユーザ数より訪問数が少なくなる。」
Googleアナリティクスでは、同一セッション内で検索エンジンによる再訪問をした場合、セッションはゼロになっても検索キーワードは残ります。
Googleアナリティクスでは参照元を上書きするらしく(none)[ノーリファラー]という参照元のないセッションに対しては、そのセッションの直前の参照元が代用されしまいます。
ここで出る弊害はコンバージョンしたユーザーの流入元
ブックマークから流入したユーザなのにGoogleアナリティクスでは検索エンジンになったりするということです。
「もっとあるのかも」と思ってしまいますが、
アクセス解析の数値は絶対ではないだけで、継続的に計測を続ければ評価基準となるのでそう捉えればいいだけです。