ウェブマーケティングやウェブ解析の中の幻想

ウェブマーケティングやウェブ解析の中の幻想

ウェブマーケティングやウェブ解析の中の幻想

マーケティングやウェブ解析
ウェブ業界の話

ウェブマーケティングを行っている人の中で、
ウェブ解析は業というよりは資格のイメージ。

ウェブ解析士資格取得者も一定数いる
その方たちの話を聞いているとよく出るキーワード

今回はそのキーワードが幻想になっていないかというお話

手法だけを好むマーケッターが多い

ドラッガーやコトラーの言葉は、
マーケティングのお話というよりは哲学的なお話。

その哲学の元でさまざまな手法が広がっている

マーケッターであれば、数あるフレームワークや設計の手法
ウェブ解析であれば、指標とそれに紐づく改善手法

実は、この手の手法はやりつくされていて、
手法だけを取り入れるならば、書籍を読んで、数回の場数だけで手に入れられます。

手法だけの話をするとそこには言うほど価値が高くないので、クライアントは
マーケッターやウェブ解析へ大きな対価を支払うことは少ないと考えています。

ウェブからもたらす成果はマーケッターの力だけではないことを知る

ウェブからもたらす事業の成果というもの
マーケッターやウェブ解析の皆さんは成功事例を紹介する

はたして、その成功事例はあなただけの力なのでしょうか?

成果が出る要因というものは、あなただけの力ではなく
クライアントの社内協力
外部環境の変化によるタイミング

この2つがかけ合わさっているはずです。

経験則のあるマーケッターなら知っていること
それなのに成功事例を好むのは、
成功は人にとって憧れであって、頭に入りやすいからです。

その成功事例を自社に持ち帰ってもまず成功しません。

マーケッターやウェブ解析の方がセミナーでお話をするのは
背景に有料サービスを売りたいがための潜在顧客獲得です。
(悪いことではありません)

あとひとつ加えるとすれば、著名なマーケッターやウェブ解析の方を信者扱いしているところかな?

そもそも論、マーケッターやウェブ解析は地味な仕事なので人前に出てくることはまずありません。

成果をあげるヒントは経営層だけが握る

ではマーケティングを活用して成果をあげる要因はなにか?

経営層。

会社には事業目的が必ずあります。
その事業目的に沿った商品やサービスがあるわけで、それらをどのように世の中に広めていくのか。
根本は経営層(経営者)しかできないし、知りません。

「いや、うちは担当がちゃんとしているから!」
と反論をいただくかもですが、
その場合、社名や商品名やサービス名が「わかりやすい」か「すでに知られている」から または強烈な売り込みをする営業がいるからです。

わかりやすい:お客さん目線なもの
すでに知られている:ブランド名が知られている、または競合が多い

話を戻して 経営層は自社で成果があがるよう死にものぐるいで努力しなければなりません。

商品やサービスを出している責任
雇用している社員さんへの責任があるからです。

マーケッターと契約をしてうまくいく会社や経営層は、売ることや広げることの基本を知らないからです。
またはマーケッターの助言をもとに経営者が咀嚼して自社で実践するからです。

いずれにしても 成果をあげるヒントは経営層だけが握っているのです。

本当にウェブマーケティングやウェブ解析の中の幻想なのか?

素晴らしいマーケッター、ウェブ解析の方はいらっしゃいます。
しかしそれはほんの一握り。

ほとんどの人は迷えるマーケッターやウェブ解析の方。
なんとかしたいから手法を取り入れる。

そこから素晴らしいマーケッターやウェブ解析になるためには
依頼をいただくクライアントのために一生懸命になれる方です。

ウェブマーケティングやウェブ解析の中の人は世の中のために
皆さん一緒にがんばりましょう!

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